ドラマ逃げ恥で気になる人、風見さん。 | 特撮と漫画と時々ゲーム。

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主役の二人だけでなく、周りにいる人たちの描かれ方も魅力的でツッコミどころ満載ですね。
可愛くてたまらない百合ちゃんとか、いつも隠れているTHE勘違い・沼田さんとか、場を盛り上げて笑わせてくれる日野さんとか。
(みくりは呼び捨てで呼べるのに、他の方たちは敬称付きで呼びたいと思うのはなぜだろう…)

風見さんが気になる!
そんな中、個人的に気になって仕方ない人が大谷亮平さん演じる風見さん。

※漫画・ドラマの状況や台詞の説明以外はあくまでも個人の考察ですのでご了承ください。

原作の風見さんはもう少しソフトなタイプで、ドラマの風見さんはチャラさが出てるなと最初は思っていましたが。
今ではスパイス的ないい役目をしているのがとても印象に残ります。
少女(女性)漫画でよくある、主役2人を引っ掻き回す当て馬ポジション。

これまでの風見さん
3話で「みくりさんをシェアしたいです」と言った時は主役2人さながらに「物じゃあるまいしなんだコイツは(怒)」と思いました。

4話では誤解した百合ちゃんに詰め寄られた時に平匡さんに知らせる為にダッシュで追いかけて知らせてくれたのは「案外いい人かも?」と。
契約結婚の事は黙っていてくれましたし。
ただみくりと食事しながら話す場面では、あわよくば自分が近づこうと狙ってるのかと思いましたが。

決定的に印象が変わるタイミングは5話で百合ちゃんから新婚旅行の話を聞かされて顔色を変えた時でしょうか。

出番の多かった7話
登場シーンを全て振り返るので長くなります。
(6話は沼田さんに抱きつかれたシーンだけだったのに…w)

みくりとの会話の場面。
話の流れでハグしてみたりして…そもそもいい印象を持ってる相手でないと出来ない行動。
(イケメンだから成り立つともいう…悲しいかな、人によっては気持ち悪いと思われるな…)

けど当のみくりにはさりげなくかわされた。
あれは恋愛対象ではない異性への対応としては上手い返しで、冷静だからこそできる事。
風見さんの性格的に冗談だったと逃げられるし、表面上雰囲気は壊していない。
でも風見さんにしてみれば、ある意味残酷な仕打ちでもあるという…眼中にはないと言われたも同じだしw
ここでみくりにとっての自分は男友達のような、いい相談相手止まりだと実感したのではないかと勝手に考察。

そしてその後、百合ちゃんとの食事の場面。
おそらくドラマではあまり掘り下げられないであろう風見さんのバックグラウンドが垣間見えた、ここの2人の会話がすごく好きです。

「津崎さんが羨ましくなりました。僕みたいなタイプは本気にされないんです、遊んでると思われる。津崎さんは見た目も中身も誠実だから、真面目な恋が手に入る」
「気持ちは…わからなくもない。私も若い頃よく言われた。『土屋さんが俺のこと相手にするはずがない』」
「モテたんだ」
「さあねえ…本当の意味ではモテてなかったのかもね」
「刺さるなあ、それ」
モテる(と思われる)人にだって、その人なりの悩みがあるという…。
モテない人からしてみれば贅沢だろうともとれるけど、相手と自分の関係性や置かれた状況次第では、人を巻き込む等のトラブルにもなり得るんだし、対人スキルも必要になる。
1話では交際していた女性と別れる時に辛辣な言葉を並べていましたが、見ていてムカつくけど明らかに間違ってるという対応でもなかったか。

そして驚くのが、
風見さんは平匡さんを羨ましく思っている。
4話の「いいなあ、愛される人は。愛される人はいいなあ…」という平匡さんのモノローグと対になっているかのような。
平匡さんが羨ましく思う当の本人から、平匡さんは同じように思われてる。
そして風見さんはそれを、百合ちゃんには正直にさらけ出してるという事実。
彼がこういう事を語れる相手、今までいなかったんじゃないのかな。

この後の「生意気な甥っ子」「甥っ子ならオバサンと呼べばいいですか?」「呼んだら殺す」のやりとりも良かったですね、二人とも笑ってたし。
(しかし甥っ子って…百合ちゃんの中では風見さんは姪夫婦と同じポジションになったのか…w)

原作では百合ちゃん52歳・風見さん27歳の25歳差ですが、ドラマでは百合ちゃん49歳・風見さん32歳の17歳差。
これは年齢差を縮めた意図があるのかな?
17にしても25にしても、このくらいの年齢差で言いたいこと言い合える相手って、なかなか出会えないだろうなと思うけど、この2人は違和感を感じない。
(原作で百合ちゃんがあるトラブルで風見さんに助けられるエピソード、とても好きです。これはドラマで描かれるのかどうか…?)

その後の、会社で日野さん平匡さんとのランチに加わっていく場面。
「あれこれ考える必要ないと思うけどなあ」と言った時のこの顔。
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微笑ましいな〜と思ってるような表情に思えました。
(私だけ?)

この人は本人も言ってたように、好き嫌いははっきりしていて相手への好意はストレートに伝えられる人。
ドライで恋愛経験はそれなりにあるけど、相手の意に沿わないことはしない人。
プレゼントのくだりとか、堅物で恋愛に疎い平匡さんを揶揄うような面白がってるようなフシもあるけど。

自分の向けた好意がいい結果に繋がらなくても、すぐに諦めずにアプローチし続けるところ、ここが自尊感情の低い平匡さんとは対照的…。
(先程も書いた原作の、百合ちゃんを助けるエピソード。ここで風見さんが百合ちゃんに話す言葉が人間味あっていい…風見さんのエピソードで一番好きです)

そしてその後、平匡さんとランチを一緒に食べていて日野さんが加わってくる場面。
沼田さんに対しても「沼田さんは単に沼田さん」と、偏見を持たずに接している描写がありました。
「イケメンという偏見もありますよ」という、平匡さんにとっては図星を突かれたような言葉も。
過去にいろいろな偏見にさらされてきたのかな…。

今後の風見さんは?
8話では平匡さんを焚きつける役どころかな?と予想。
一見当て馬的で、でも主役の2人を陰ながら応援するようになっていくであろう風見さんの、今後の行動や言動が楽しみです。

みくりと平匡さんについてはあちこちで語られ尽くしてる感があるので、あまり見かけない(?)風見さんについて書き留めておこうと思ったら、こんなに長くなりましたw

7話は風見さんの登場場面で一時停止して台詞を書き留めたりした自分…ラストシーンが悲しかったから逃避の気持ちもあったのかもしれない…。