製造効率のために・・
これは全て製造する側の問題にあります。
“蓋の形を複雑にすればするほど”作業時間が増えてしまい、能率ががたんと下がってしまうからです。
同一型にして簡略化すれば一日200個出来る製品も、二つのパーツに分けて作るとたったの50個しかできない事もあります。
蓋だけで値段が三倍になってしまいます。
また蓋の頭をつまもうとしても、蓋の頭が滑ってしまう。こんな経験をされた方も多いと思います。
これは熟練した製造者の最も力を入れたデザインでした。
しかしながら熟練した製造者に高額の給料を支払わなければならず、彼等に支払うだけのポットを買う消費者が激減し、結果的に簡単な製造方法を選択せざるを得なくなったようです。
ポットの頭に”いきな計らい”されたデザインが無いのはそのためです。
”頭がくびれて”いてどことなくポットを象徴するデザインだったはずがいつの間にか”ずん胴な形に変化し、滑りやすい簡単な形になってしまいました。
これが一つ目の手抜き作業の始まりです。
続く!