同一型では


 話を始める前に、陶磁器知ったかぶり第五五号 ティーポット製造法(4)

を参照してくださいね。


“蓋の頭と蓋を一の型”で作ってしまうと、複雑な形の蓋が出来なくなってしまうのです。

 どういうことかといいますと、、ここからは技術的な話にないますが

“くにゃくにゃ”した、例えばS字の形をするような複雑なラインを描く蓋は出来ないのです。


 試しにイギリスのウェッジウッドやドイツのマイセンのポットの蓋をご覧いただけれはわかるかと思います。蓋の頭と蓋のラインが曲線を描いていることがよくわかりますよ。


さて、“蓋の頭と蓋を一の型”にしてしまうことで

 1)ふたの頭の形をストレートにして作業しやすくするのです!

   形は煙突型とか台形型です。これでは蓋の頭をつまめば滑るのは当然ですよね。

  

 2)”蓋の底”のフックを失くしてしまうと!

   傾けるだけで蓋が落ちてしまう。


 3)蓋の袴・底が深くせず浅く作ってしまうと!

   重心の関係で傾けただけで突然蓋が滑ったり、落ちそうになってしまいます。



続く!!