『感情労働』なるタイトルを掲げたシンシアリー氏のブログが気になり、早速拝読したところ、どうやら近頃、韓国で流行りだした言葉で、接客業を示すもののようだ。
シンシアリー氏が挙げられた例を簡単に要約すれば、化粧品売り場にお婆さんと孫(高校生)がやって来て、買って半年ほどしてから、香水瓶の底にヒビが入っているからと返金を要求してきたようで、その応対の中で受けた言葉に接客した人(女性)が傷ついたという内容です。
韓国人というか、朝鮮人のど厚かましさは、同じ国民にも向けられているようで、その点、裏表がない? と言えるかも知れないが(汗)、彼の国の新聞はマニュアルが存在しないことが原因と分析しているようです。
結局、感情を傷付けられるような仕事を感情労働と言っている模様ですが、仕事の大半はそういう仕事ではないんですかね。〝恨〟の文化と自慢げに仰っているけれども、腹立ちを怒りを何者かに対する復讐の気持ちに替え、強く進んでいくというネガティブ満載の精神力がある限り、「感情労働」などという言葉は出てこない筈なんですがねぇ。それとも少しずつ変化をみせているのでしょうか。
それは悪いことではありません。自分が傷ついた言葉は人には発しない、というおそらく万国共通の智恵が芽生えてきた兆候と言えるからです。
そう言えば、つい先日、おじさんはこんな体験をしました。所用で出かけた先で眼鏡を忘れた事に気付き、近くにあった百円ショップに入りました。レジでお姉さんに袋やタグを外して貰うようお願いしたところ、「一度外すと返品がききませんが、宜しいですか」と尋ねられ、思わず吹き出しました。
漫才に出てきそうな台詞だったので、おじさんは思わず笑ってしまったのですが、お姉さんの表情が真剣だったので、使い古した物や拾った物をもって返金してくれと言ってくる輩がいるのだなと瞬時に理解しました。
アメリカでは商品がどんな状態でも返品がきく店が多いようですね。買う前にあれこれ考えないで、買っていらなかったら返品するという、一見素晴らしいことのようでいて、大きく経済の足を引っ張るような事を庶民が日常的に行っているのですから、小売店は安くしにくいでしょうね。何かの調査によるとその損出は売り上げの10%程度になるといいます。
たった10%? 凄いと思いました。売り上げの90%を構成する市民の健全さに恐れを抱きました。何故なら、価格設定が割高になっていると推定され、且つ返品システムがあるにもかかわらず、それを行使しない気概・自負心・矜恃が世界を牽引するアメリカの強さだと感じたからです。
転じて韓国はどうでしょうか。そんなシステムを取り入れたら、瞬時に倒産することは目に見えています。例に挙げた爺さん婆さんを始めとする老若男女が、入れ替わり立ち替わり返品・交換に訪れ、売れたよりも多くの返金になるに違いありません。何故そんなことになるのか、それはそういう民族だからです。
だから、どういう場合に交換・返金に応ずるのかの規定は作成されているはずです。しかし、会社は応対の訓練もしなければ、マニュアルさえ作らないのですから、担当は孤立無援、何を言われても、ただただ出来ませんと頭を下げるしか術がありません。
アメリカには韓国の移民や永住者が比較的少なくて良かったと思いますね。売り上げの10%を占める客の中に韓国・朝鮮系がどれほど含まれているかちょっと気になるおじさんです。