パチンコ玉は1分間に100発打てる。そんな構造になっている。それ以下でもそれ以上でも違法となる。著しく射幸心を煽るからだそうだ。
遊技機入替の新装開店の前日。茨城のほとんどの地域では一日店休を取らなければならない。警察官(生活安全課)が二名以上で遊技台の検査に来る。違法な部品が付いてないか?規則通りの仕様になってるか?風適法に抵触するような事が無いか?
もしそこで何か見つかれば営業許可取り消しだ。
大当たりには確率がある。基盤内部のROMで管理されている。315分の1なら、飽くまでその確率で抽選する。朝一は当たり易いとか、この出目が出たら当たりが近いとか。そんなオカルトは絶対無い。
だが、オカルト信者は厄介だ。「外れる訳ないリーチで外れた!」なんてバカな言いがかりを付けてきては暴れるアフォもいる。
リーチアクションに100%確定は、現状存在しない。
台を叩けば当たると信じているアフォも多い。年寄りに多い。周りの客が迷惑する。注意すると「うるせぇバカ野郎!」なんて言ってくる。一瞬だけ殺意を覚える。が、飽くまで頭は低く、辞は丁重にする。心の中では相手の存在を完全否定してる自分がいる。
ホールを巡回しつつ、たまにもの凄い空しさに苛まれる。