時代を繋ぐ愛のバトン♡
今日の出逢いに
心から感謝いたします(*˘︶˘*)♪
やまの ことり です
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ご縁があって、絵本を手に取って下
さった皆さまからのリブログをはじ
め、嬉しいご報告やご感想、そして
素敵なお便りが届き、幸せいっぱい
で心が喜んでおります…深謝♡
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『願いごとを声に出してみる』
というメッセージの他に、
この絵本に込めた3つのスパイスを
お伝えしたいと思い、3度に渡り書か
せていただいております
お付き合いいただけましたら
幸いです
前回のスパイスはこちら
⇩
♡未来へ繋ぐ愛のバトン♡
私は幼い頃、
絵本『ねずみのよめいり』が大好き
でした
ご存知の方も多いと思いますが、
気立てのいい、ちゅうこちゃんに
ご両親ネズミが、世界一えらいお婿
さんを探すというお話
最初に候補にあがった太陽は
雲の方がえらいと言い、
雲は風を
風は壁を、
そして壁はネズミにはかなわないと。
そこで、
ネズミのちゅうきちさんにお嫁入り
することになったちゅうこちゃん
その絵本の最後のページ…
結婚式でケーキを切る
ちゅうこちゃんとちゅうきちさんの
幸せそうな姿は、大人になっても
うっすらと、脳裏に焼き付いていま
した
そして、この幸せそうなイメージは
長い間、単純な私が想い描く
「幸せな結婚」でした。
笑われるので秘密にしていましたが、
自分の結婚式で、ケーキ入刀しながら
わぁ〜
ちゅうこちゃんみたいになれた
と感激していた恥ずかしい私です
記事を書きながら、薄っすらと記憶に
残る絵本は、果たしてどのような絵本
だったのかしら…、
無性に気になって検索してみました。
見つけました!懐かしい〜〜!
いても立ってもいられず古本屋さんに
問い合わせ…
……ブログ書きを中断……
……そして数日後……
大好きだった『ねずみのよめいり』を
再び手にしたのです
それがこちら
小学館の育児絵本62
可愛くて幸せなイメージという以外、
詳しい内容すっかり忘れていましたが
この絵本を開いた私は確信しました。
幼い自分が何故この絵本に惹かれたの
かを…
『ここは ちゅうこちゃんの
たのしい おうち。
おとうさんは ほんを よんでいます
おかあさんは おいしい ごちそうを
こしらえています。…… 』
雰囲気しか覚えていなかったけれど、
私はこのほのぼのとした温かい語り口
に惹かれたのだなぁ
時を経て見てもやはり惹かれる…
人の感覚とは、こんなにも変わらない
ものなのかと不思議に感じます。
当時の時代背景なのでしょうか…、
昔話調ではない語り口と、
ちょっとレトロ感の漂うオシャレで
可愛らしいイラストに、
幼い心を弾ませたのでしょう…
結婚っていいなぁ と、
ずーっと、大人になるまで思い続ける
ほどに
…時代の流れと共に、結婚の形も結婚
に対する意識や思いも、遠い昔から今
に至るまでには、驚くほど大きく変わ
って来ました。
社会事情や若者を取り巻く環境が、
結婚や恋愛を遠ざけ、大人になったら
結婚して家庭を持つという、これまで
多くの人にとって自然な形だった結婚
が、
「時間もお金も労力も、他人に使うの
は勿体無い。」
「魅力や必要性を感じない。」
という理由で消えつつあると言います。
勿論、様々な生き方があっていいと
思いますが、なんだか寂しいなぁと
感じるのは私だけでしょうか…。
遠い昔、一冊の絵本に
自分の幸せな未来を夢見た少女がいた
ように、
子どもの頃に見たり、感じたりした
小さなことが、大人になってからも
ぼんやりと心に残っていることがある
のなら、
私もそういう絵本を作りたいと思った
のです
みーごとちゃっぴーちゃんの
幸せそうな笑顔を見た子どもたちの心
に、ぼんやりとでいい
『結婚ていいな』
という、ほんわり温かなイメージと
憧れを心の片隅に残すことが出来たら
素敵かな〜と、小さな小さな願い
を込めてみました
沢山の子供たちの未来に、
自分以外の大切な誰かに巡り合うこと
の素晴らしさ、
困難を乗り越えながら、共に生きる
ことへの喜びが広がったらいいなぁ
ピュアな心で
時代を繋ぐバトン に
手を伸ばして欲しいなぁ
そのような想いを織り込みました
余談ですが、
わが家の、ちゅうきちさん、
ありがたいことに、今だに絵本の中の
イメージのままです
ありがとう
ご注文やお励ましなど、心の後押しを
受けて、近々販売することを考えてお
ります。
小さな幸せを多くの方にお届け出来る
日が来ますように…
最後までお付き合いくださいまして
ありがとうございました(⑅˃◡˂⑅)
ことり