Go For  シルバーバック


自分で撮った写真が売れそうになると、カフェの奥から走ってきたアルゼンチン人

      旅の仕方、仕事の仕方、生活の仕方はいつも人それぞれ


       彼のやり方は、納得いったものだけを売っていたよう



   旅で出会ったある報道カメラマンの人が言っていた言葉を思い出した


「 僕の仕事でかけるものは3つの内どれか

         お金をかけるか、命をかけるか、時間をかけるか‥


                            僕が選んだのは、時間をかける事 」



     自分を見つめるには、こういう人たちとの出会いは不可欠



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            ここで教わった事


        期待するな、自分で決めろ!





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           だんだん見え方が変わってきたんだわ


     信仰している姿って、変とか不思議とかおかしい事じゃないって


     宗教に限らず心から何かを想う姿は、穏やかに心を揺さぶる





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     一人でドラムを叩き、間接外しを披露し、宙返りを見せた子


  自分がこの子ぐらいの歳の時、

              どうやって食ってこうなんて考えた事なんてなかった


日本というか自分の環境がどんどん客観的に見えてくる



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          ついに、

  扉は防犯ではなく、アートになった

LEHに滞在していた頃、町を歩いているとメイン通りで人だかりがあった。
その時は何やらあるモスクにダライラマが訪れており、偶然そこから出てきた姿に出くわす事ができた。
一目見たときの正直な印象では特にオーラのようなものは感じなく、気さくなおじいさんっていうイメージ。



そしてその数日後。
隣町のチョグラムサムで行われたダライ・ラマTeaching!



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                            <チベタン夏フェス2009>



今回はチベタンに向けてのTeachingという事だったが、とにかくそのカリスマ性は凄いもの。


ほぼここにいるすべての人は正装の民族衣装に身を包み、静かにダライラマの声に耳を傾けている。
もちろんこの時ばかりはバスの乗車率は限度を超え、チベタン系の店は揃ってシャッターを下ろしていた。


チベットの指導者であり、観音菩薩の化身とも信じられているダライラマ。
中国と衝突を続け、社会的に厳しい立場に追いやられ、国としていまだ認可されていないチベット地区。
インドに亡命し、今なおヒマラヤの麓で生活を続けるチベタンにとって、
恐らく彼の存在は希望であり、未来であり、道しるべであり、頼みの綱でもあるように感じる。


この時、Teachingに駆けつけた老人の中には、ダライラマがチベット・ラサから

インド・ダラムシャラーに亡命した際、一緒にこの地に移動してきた人も多いだろう。


歴史をともに歩んできた偉大なる人物。



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正直彼のことについてくわしくは知らないが、周辺の人達の表情と

ひたすらダライ・ラマに祈っている様子をみると、その存在の大きさを感じることは簡単にできる。


会場に着いて席を探していた時の事。
壁のように出来ている人だかりを超えて、ダライ・ラマのいるステージから程近い場所に通された。
そこの一角は外国人用のスペースとなっており、地元のチベタンの人より明らかに前方に位置どられている。


なんか申し訳ない、なんて思っていたけども、英語のスピーカー付きでもあることから、
より外国人にチベットの現状を把握してもらいたいという姿勢を感じた。


正直スピーカーから流れる英語を完璧に理解するのは難しかったが、よく使われていた単語は、

「suffer」(苦しむ・~で悩む)、そして印象に残ったのは「Jealous」。


聞き取れた内容では、あらゆる状況での意識の持っていき方についてをメインに話しているようだった。


事前に用意された誰かからの問に対しては、ダライ・ラマが笑う状況もあり、

神経質に張り詰めた空気というよりは、一体にやわらかくゆっくりした落ち着いた空気感があった。



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                      <大人も子供もダライ・ラマとともに>



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               <炎天下の中3時間に及ぶTeachingに聞き入るチベット僧>



あんまりチベット仏教とダライ・ラマについての知識がなかった自分にとって、
今回一番注目していたのは、"ダライ・ラマの声"


ここまで強烈なカリスマ性とリーダーシップを放つ彼の"声"に凄く興味があった。


文章で表すのは非常に難しいところだけど、ぶっとくて、ビブラート掛かった声。
テンションの浮き沈みが少なく、表情は見えなくとも微笑を浮かべながら話してるイメージ。


恐らくダライ・ラマも年を重ねたり、病気をしたことで放つ雰囲気も変わってきているだろうけど、
驚いたのは指導者として想像していた 『威圧感』 がまったく感じられなかった事。


どちらかといえば大きな存在ではあるけど、親近感の方が圧倒的に感じられた。
無償の愛というか、存在に対する安心感を感じるもの。



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                    旅してるが故の、送り物のような時間。





ポロ。


それはイギリスで考案されたスポーツ。
ポロシャツでお馴染みのロゴには、馬に乗った人間がヘルメットをかぶり、棒を持っている。


LEHの地図に示されている限りだとグラウンドはたった一つ。
それもPOLOグラウンドだけ。


まさかここでは、サッカーより野球よりバスケよりクリケットよりポロが流行っているってこと??
世界広しと言えどこんな地域はレアすぎる。
Numberに取り上げられる日も恐らく近い。



泊まった宿はそのポロ競技場グラウンドの目と鼻の先。
あまりに気になるそのスポーツ。


宿のオーナーにいつポロの試合をするか聞いてもよくわからなかったり、
「昨日やってたよ!」とか言われみたり、試合をすると言われていた日に何時間も競技場で待っていても
何も起こらなかったり‥‥。何度もニアミスで観戦を見送っていた。


そんなある日、競技場のベンチで地元の小学生といたときに奇跡は起きた!
グラウンドの端から颯爽と馬に乗ったラダッキーが登場!
きたきたきたーー!!!



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それでは説明しよう!


ポロとは1チーム通常4人で構成される球技である。
メンバーはマレットと呼ばれるホッケーで使われるようなスティックを利用し、
馬に乗った状態でゴールにボールを入れる。
競技時間は7分間を6回に分けて行われ、なんと1人につき1試合に4馬まで馬を変える事ができるそうな。



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              <あっ!!! これぞポロのロゴポーズ!!!>



改めて見ると、予想外に高貴なスポーツ。

そのくせ馬同士がぶつかり競り合う激しさも併せ持つ。

迫力、スピード感、かっこよさ、どれをとっても☆三つ。



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                        <馬の走る音が響き渡る>



よく考えてみると3500mを越える、富士山の山頂のような場所で、激しく走りこむスポーツは向かない。


馬のスピード感を利用し、人間の心肺機能に過剰なダメージを与えないポロは、
まさに高山で見れるダイナミックなスポーツとして根付くには最適のスポーツだったのかもしれない。


観客には大人から子供、インド系、ラダック系、チベタン系の外見的に共通点の少ない人たちが見ている。


ここでは俺が生まれる前からポロが根付いていて、メジャーなスポーツとして認知されていたに違いない。


食べ物・民族・宗教こそ違えど、ポロには共通のルールがあって同じ視点で観戦している様子をみると
やっぱりスポーツが国境を越えるのは簡単だと感じさせられる。




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     かつて国を支配しようとしたイギリス、そこから受けた文化の一部分が、今ではこの土地の娯楽に