【第4回再放送】が終わって市販された、
特別機動捜査隊 スペシャルセレクション<デジタルリマスター版> [DVD]
の作品から抽出しました。
市販品なのですが、東映chで再放送済みで、当方も視聴したことがあるため、過去のブログ記事に補足する形にとどめます。
※ 特別機動捜査隊 まえがき
捜査担当班の詳細については、wiki特捜隊-キャストを参照、また、(本放送)とはNETでの放送、(再放送)とは東映chでの放送を指します。出演者については配役名を略していますが、本文で書くこともあります。なお、出演者をもっと知りたいときは、リスト特捜隊で検索。
また、1963年公開の、映画版・特別機動捜査隊全2作とは趣が異なることに注意。
なお、オープニングやエンディングで配役名表記がされない作品については、従来の「発声のみの役名については平仮名表記」の原則だと平仮名だらけの文面となります。そこで役名・地名等は、検証本その他を引用、あるいは当方での当て字により、以下表記します。
配役名表記が有るため、従来の「発声のみの役名については平仮名表記」「オープニング・エンディングの表記と、劇中発声・表記が異なるときは、後者を優先」する原則に戻り、以下本文を表記します。例外は、その都度(備考)で示します。
☆・・・#775 浅草喜劇役者
特別機動捜査隊(第775回)浅草喜劇役者
(収録DVD)・・・VoL6、disc6、2021年10月13日発売
(本放送)・・・1976年9月29日
(脚本)・・・西沢治
(監督)・・・鈴木敏郎
(協力)・・・無し
(協賛)・・・無し
(助監督)・・・稲垣信明
(劇中ナレーター)・・・島宇志夫(エンディング表記)
(捜査担当・オープニング表記)・・・日高班
田中係長(山田禅二)、鑑識員(田川勝雄)、鑑識員(西郷隆)、
関根部長刑事(伊沢一郎)、木塚刑事(藤山律子)、片桐刑事(笠達也)、
田代刑事(日高晤郎)、笠原刑事(伊達正三郎)、日高主任(葉山良二)
(出演者・エンディング表記)
・・・配役名を省いた、ゲスト全出演者名を以下に表記
関敬六、富山真沙子、江藤昭之、三ツ矢雄二、石黒正男、吉川いずみ、金子弥生、
笹川恵三、じん弘、沢田ひさし、志田憲一、石田国松、井沢清秀、中島秀生、
大和義武、
武田佐砂美・羽賀きみ・宮本須美子・潮みちる(フランス座)
石坂栄一、新堂進、
桑原るり子・水野亜紀(註・フランス座?)
村田知栄子、若杉英二、林孝一、曽根晴美、杉江広太郎、島宇志夫
(過去のブログ記事)・・・
(補足視聴録)・・・
直前作#774 妻に捧げる協奏曲【スペシャルセレクション】 で触れましたが、当作が今のところVoL6まで発売された、スペシャルセレクションシリーズの最終収録作品となります。さらに、初見の約2年前と違い、直前作でも書いたように「当作の時点で番組終了が確定していたのではないか?」と考えるようになりました。
そして、これは妄想に近いのですが、当時の状況を知っている方が東映chあるいはベストフィールドにいたから、当作をスペシャルセレクションシリーズの最終収録作品にしたかもしれない。まあ単に、VoL5,6の日高主任篇を#757 霊柩車を撃て!【スペシャルセレクション】 から初めて、偶然10作目が当作だったと考えることも出来るのですが、上記の思いを抱くことで、当作への思いが初見と異なったのも事実です。
スペシャルセレクションシリーズを観てきて、笹川恵三、村田知栄子、林孝一、杉江広太郎は特捜隊の古くからの常連陣、曽根晴美は東映本体からの抜擢、【第3回再放送】からですが富山真沙子も常連女優、若杉英二に至っては特捜隊第1回作品#001 最後の犯人(ホシ)を追え【スペシャルセレクション】のゲストであり元新東宝男優であることに、非常に興趣を感じました。これは、初見では気づかなかったこと。
さらに、番組終了を栄枯盛衰をテーマにたとえ、浅草の街と人情を題材を選択したのであれば、#479 浅草の唄【スペシャルセレクション】 での関敬六を主演ゲストに抜擢したことも、なんとなく理解は出来ます。
ストーリーについても(過去のブログ記事)では厳しい書き方をしたのですが、再見においては、「どん底に陥っても這い上がる場所は必ずある」という「ささやかな夢や希望」を前面に置くのであれば、短所を長所が包み込む体で気にするレベルでは無いと考えることも可能です。まあ、何度も触れているように視聴する側というのはワガママなもので(笑)、「当作の時点で番組終了が確定していたのではないか?」という思いを抱いて観るだけで、ここまで変わるものなのか・・・。
それでいきますと、VoL6まで発売されたスペシャルセレクションシリーズの最終収録作品、という枠内であるならば、佳作の評価は許される範囲でしょう。
さて、当稿にてスペシャルセレクションシリーズの視聴録は終わりましたが、次稿からはどうするか?
これにつきましては、以前触れたことがあるのですが、【第3回再放送】の初期作品をアメンバー記事にしたことがあります。全部で15作ほどになるのですが、これらを12月に、一般にも順次挙げる予定です。自分としても初期の文体であり、拙い箇所は今以上ですが、訂正は多少にとどめて公開、おそらく大晦日には完了すると思います。これは、本ブログの該当回の【補足】としての位置づけです。
東映chでの再放送が当年9月に終了してしまい、これからどうなるのかはさっぱりわかりませんが、多少なりとも箸休めで読んでいただければ幸いです。
また、【京王線篇】鉄道探偵と0.3カラットの分岐点 続篇の、
【都営線篇】鉄道探偵と0.3カラットの分岐点は、12月4日3:00に公開する予定です。