明日にはやっと晴れ間が見えるそうですが・・・
今日は悲しいお知らせをふたつ
受け取ってしまいました。
ひとつは
私の仕事の師匠のひとり、K先生の
愛猫Nちゃんが天国に旅立ってしまった事。
もうひとつは
「初代スナフキン」の声を担当された
俳優の西本裕行さんが亡くなられた事。
今日は午前中から整体に行き、お昼を外で済ませて
帰って来ました。
春コートを脱いで、カバンからケータイを出して
テーブルに置いた時に、メールの着信音が鳴りました。
窓にK先生の名前が出たので、
何だろう?と思ってメールを読むと・・・
「今日午前、Nが永眠しました
長い間可愛がってくれてありがとう
取り急ぎ、お知らせします」
・・・・・
そか・・・
逝ってしまったのか・・・
Nちゃんは、私がK先生のアシスタントをしている最中に
アシ仲間のひとりが拾って来た猫でした。
雨でずぶ濡れになりながらどうしても
着いて来てしまうのだと。
〆切間際で本当ならかまっているヒマなど
ない時のはずでしたが、猫好きのK先生は
「取りあえずウチにおいて、仕事が終わったら
近所のお店に『預かってます』のポスターを
貼らせてもらおう」
しかしポスターを貼ってしばらくしても
Nちゃんの飼い主は現れず、NちゃんはK先生の元で
暮らす事になったのでした。
来た時は3ヶ月くらいだったのでしょうか。
姿は本当に可愛かったのですが、性格は少々ヤンチャで
すぐに噛み付いたり猫キックをして来たりするので、
暑い季節、半袖に裸足の私たちの肌はいつも
傷だらけでした。
〆切が迫って集中しなければいけない時に限って
登ってはいけないところに登り、やってはいけない事を
やりました。
その度に「こらあ、N~~~!!!o(`ω´ )o」と響く
K先生の怒声。
みんな昨日の事のようです。
でも、いつも変わらなかったのは
K先生だけではなく、仕事場の皆に
Nちゃんはいつも愛されていた事です。
そのうち私は自分の仕事が入り、同時に
父親の介護をするようになり・・・
K先生の仕事場にはずいぶんご無沙汰してしまいました。
おととし父親が亡くなった時
こちらからはあえて知らせなかったのですが、
アシ仲間の一人に話した事から
恐るべき速さで連絡網が稼動し、
K先生の音頭で葬祭場に父のためのお花が
他の漫画家さんたち、アシさんたちの
お名前入りで贈られて来たのです。
お花だけでも充分ありがたかったのですが、
お通夜が終わってからK先生は
「ごめんね、仕事が終わらなくて」と
駆け付けてくださいました。
その時、Nちゃんがそろそろ弱って来たよ、と
言う話をK先生から聞いたのです。
昨年終わり頃か、今年に入ってからか・・・
Nちゃんを毎日病院に連れて行き、注射をしているんだと
言う話を聞き、もうそんな事になっているのかと
私は寂しい気持ちになりました。
そして今日・・・
Nちゃんは旅立ちました。
経過を聞いていましたし、何しろ17歳くらい?と
いう事だったので、お知らせを頂いた時は正直
「やっぱり来たんだなあ、その時が」
と、私は結構冷静でした。
ただ、その前にランチを食べようと入ったカフェで
初代スナフキンの声を担当された
俳優の西本裕行さんが88歳で亡くなった、と言う
ニュースを読んでいたので・・・
「今日は悲しいお知らせが続くなあ・・・」
と、しんみり思ったのです。
私からは
「お知らせありがとうございます。
ありがとうNちゃん、楽しかったよ。
K先生もお疲れ様でした。
天国でどうぞ安らかに」
という文章に、花の写真を添付して返信しました。
天国には、先輩としてウチの猫が待っています。
まあ、性格的にはウチの猫が負けそうですがw
最近、犬や猫がひどい扱いを受ける話を
読んだり聞いたりしていたので、
17歳まで生きてちゃんと飼い主に最期まで
面倒を見てもらったNちゃんは幸せだった。
と、思いたいです。
いえ、絶対そうなのです。
ありがとうNちゃん。
ゆっくり休んでください。
楽しい時を、本当にありがとう。
ついでになってしまいましたが、
渋いスナフキンとして幼い私のハートを
ドキュンと射抜いてくださった
名優・西本裕行さんのご冥福を心よりお祈り致します。
