後藤さんのこと | それはとりあえずおいといて。

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こんにちは、Lunaです。広範性発達障害を持つ昭和人です。「ポジティブカレンダー」よりも、ヒロシの「ネガティブカレンダー」を手に取ってしまいますが「元気があれば何でも出来る」はずなので、その「元気」を探す旅に出ています。

*皆様、こんばんは。

 今年初めての書き込みになります。


 以下の文章は、2015年1月31日午前に

 Google+に投稿したものです。

 すっかりこちらのブログにもご無沙汰してしまったので、

 今の想いをこちらにも転載させていただきます。


 特に賛同して欲しい、と言うものではありませんので

 私の今思う事を綴らせていただきます。

 お目汚しになりましたら申し訳ありません。*



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ここに書いて良いものか、迷いましたが・・・

ISILに拘束されている後藤健二さんの安否が
未だにわかりません。
ISILは日本だけではなく、いろいろな国と人質交換の話を
していると聞きました。

「日本ばかりにかまってられないんだよ」と
後回しにされているのか、面倒になってしまったのか・・・

どちらにしろ、生きて帰って来てくださるなら
それで良いと思っています。

時間が経つと、どうでも良い事に人は関心を向け始めます。
週刊誌は「あの時ああしていれば」
「こうしていれば」「あいつがあんな事さえしなければ」と
いう事ばかり書き立てているようですが、
過去の事は振り返ってもしょうがない。

これから最善の道を選ぶ、と言うか
選んでもらって行動していただく、しかないのです。

ヨルダンのパイロット氏にも、
同じ想いを寄せる方がたくさんいらっしゃる事でしょう。

今まで紛争地域に行って人質になった人は
何人もいます。
生きて帰ってののしられた人もいますし、
残念ながらカメラの前で殺されてしまった若者もいました。

後藤さんに
「自分で危ないと知りつつ行ったんだ。仕方ない」
と言う意見が出るのは当然と思いますし、
そう言われるのはご本人が一番知っていたかもしれません。
万が一の時、家族や国に心配や迷惑をたくさんかける事も。

なぜ私は、後藤さんの事をこんなに考えるのでしょうか。

後藤さんは、レベルは違えど私と同じ
「伝える人」であったから、です。

危険地域で生活する民間人の事、子供たちの事を、
後藤さんはジャーナリストとして、
文筆家として発表して来ました。

今、図書館の棚にあった後藤さんの本は、殆ど
「貸出中」になっていると言います。
後藤さんご本人に興味を持って借りて行った人も
いるでしょうけれど、それでも中にどんな事が書いてあるのか、
後藤さんが日本の人々に知って欲しいと思って書かれた事が、
悲しい方法でではありますがこうやって広まって行く。

それだけで後藤さんの目的の半分は
達せられたのではないか。

私も子供たちに拙いながら
偉人の人生を絵で伝える、と言う仕事をしてみて、
簡単な事ではないなあとつくづく思いました。

こうすれば伝わるよね、わかってくれるよね、と
思って描いた事が見事にすっ飛ばされたり、
「違うんだよー」という形で伝わってしまう事があります。

それは自分の力量のなさ、としか言いようがないのですが、
日常会話でさえも、自分の思う通りに
伝わっていたら、行き違いとか思わぬ勘違い、なんて
起こらないわけで。

話はそれましたが、後藤さんはその題材を
銃弾が飛び交う中東の危険地域に見出しました。

日本で今、自分の書いたものに皆が目を向け始めてくれている。
決して本意な方法ではないけれど、
それを知ったら後藤さんは満足だ、と思うでしょうか。
それとも、手錠をはめられて自由を奪われて、
「なぜこんな仕事を選んでしまったのか」と
悔いてらっしゃるでしょうか。

書いたものや映像で、後藤さんの伝えたかった事の

半分は伝わるかもしれない。
でも、残りの半分は生きて帰って生の声で
伝えて欲しいと思うのです。

これは、ジャーナリストだから、ではなく
民間人でも軍人でも、皆同じです。

「危険地域にわざわざ行くのが悪い、と言うのはわかる。
でもそこが危険地域である、と私たちが知る事が出来るのは、
そこに行った人がいるからだ」

某アナウンサーの言葉を思い出します。

後藤さん、昨日は雪が降りました。
そちらは暑いのでしょうね。
私たちは想像したり心配したりする事しか出来ないけれど、
あなたや他の囚われの身となっている人々の事を
想っている人がたくさんいます。

帰って来て、伝えてください。
ご家族にも、私たち一般人にも。

また元気な姿を見せてください。