”黒”の美しさ~高濱浩子さん個展 | ネコのつぶやき

ネコのつぶやき

家族、仕事、趣味、ネコの話し・・・のんびり、まったりとした時間をご一緒にどうぞ

高濱浩子さん個展「旅のかけら」
11月2日〜12日 11時半〜18時
SALUT(サリュ)
神戸市灘区篠原北町2-2-6

 

 

高濱浩子「黒」の作品、インド炭使用

 

 

高濱さんの個展に行ってきました。

彼女の作品にいつも心惹かれます。
普段、穏やかに微笑む彼女を知っているから、その作品が持つ力強さに良い意味でのギャップを感じてしまいます。
 

 

高濱浩子 個展「旅のかけら」黒の作品

 

 

一番、惹かれたのはこの”黒”の作品達でした。

墨汁の黒とは違う黒です。

聞けば、インドを旅された時に出会った炭で描かれたそうです。
それも筆ではなく、手や足を使って。

 

 

高濱浩子 個展「旅のかけら」黒の作品

 

黒は”死”を連想するでしょ?と彼女は微笑みました。

 

とんでもない。
私はこの”黒”の作品達から大きな大きな生きるパワーを感じました。

インドの炭の何とも言えない奥深い”黒”に魅了されます。

 

ギャラリーの方ともお話させていただきました。

この”黒”の作品達に額層を施したら・・・また違う表情になるのでしょうね。
メタリックな額縁にするのか、はたまたカラフルでポップな色の額縁にするのか・・・

掛け軸みたいにしてみたら? とてもモダンな茶室が完成しそうです。

 

高濱さんの作品からは”黒”の意外な美しさと可能性が見えてきて楽しかったです。

 

 

高濱浩子個展「旅のかけら」作品集

 

 

黒に魅入られた後にはほっこりと穏かな空間もセッティングされています。
丸いアクリルの板にインスピレーションでのせていく明るい色達の楽しさ💕
別に何を意図して筆を走らせたわけでもないのに、観る人によってお魚が泳いでいたり、鳥が飛んでいたり、その時の自分の心の化身の色だったり。

 

何にでもなれそうな透明なプレートは窓辺にぶら下げたらサンキャッチャーになりそうです。
いくつか組み合わせてモビールのように飾ってもキレイかも。

 

 

高濱浩子個展:透明プレートに描かれた抽象画

 

 

私もひとつ、連れて帰ってきました。
鳥が羽ばたいているようにも見えるし、お花のつぼみのようにも見えるし。

数あるプレートの中で心惹かれた一枚を選んできました。

 

 

 

高濱浩子個展「旅のかけら」作品展示

 

 

明るい窓辺から見える緑の木々に癒されながら久しぶりに高濱さんともゆっくりお話しすることができて嬉しかったです。
言葉を選びながら穏やかにお話される姿が魅力的です。

あー私も彼女のようにゆったりと話すように心がけねば(!)

 

 

高濱浩子個展「旅のかけら」作品集

 

 

大好きな”旅する切手”も健在です。
今回、知ったのですが、旅する切手の裏側にシリアルナンバーが打ってあるのです!
我が家にある額に入った旅する切手は何番なんだろ。

今度、確認してみようと思います。

 

 

高濱浩子個展「旅のかけら」作品

 

 

この日は良いお天気の暖かな一日でレトロな造りの山すそにあるアパートの一室はとても居心地が良かったです。

 

実家の近所だったので、帰り道は駅までの道のりをブラブラとお散歩することにしました。

懐かしい道ではあるけれど、周りの景色は随分と変わっています。
生まれた町なのに、いつの間にか”よその人”になっている自分にちょっと寂しくなります。
きっと「ただいま」を言う相手がいないからなんだろうな・・・

もうすっかり新開地のおばちゃんに収まっている自分にも笑えます。

もうこの町を出て40年も経っちゃったよ。。。そりゃ、風景も変わるはずです。

 

 

高濱浩子個展「旅のかけら」展示風景

 

 

高濱浩子という人に出会えた奇跡に感謝します。

私は彼女の作品から毎回、生きるパワーをいただきます。

出会ってくださってありがとうございます。

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2025年11月22日(土)11時半~13時半
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)

場所 中道地域福祉センター

神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆