アメリカにいる妹からLINEが来ました。
小学生と中学生の子供達2人を絶賛子育て中です。
時々、「おねえちゃん、どうしよう」と唐突にLINEをくれます。
その内容がなかなか楽しくて。
(いや、人が困っているのに楽しいなんていけませんわね)
自分が子育てをしていた頃を懐かしく思い返しながら返信を考えている今日この頃です。
あの頃、私もウロウロしてたなー
私は誰にも相談できなかったから、今の彼女の状況がちょっと羨ましかったりもします。
あの頃にChatGPTがあったら、もう少し違う子育てをしていたのでしょうか。
まぁ、過ぎてしまったことはどうしようもありません。
私は私のベストを尽くしたということにいたしましょう。
ついこの間、生まれてきたように思える甥っ子と姪っ子もそろそろ思春期に突入しようとしています。
ホントに子供ってあっという間に大きくなってしまいます。
今、「こどもワクワク食堂」に来ている家族の中にも、その思春期の子供達に翻弄されている状況がしばしば耳に入ってきます。
小さい頃の”イヤイヤ期”に続いて頭が痛い”思春期”かと。
イヤイヤ期は敵も小さいので、最悪は力技でなんとかできるのですが、思春期は彼らの方が体力も腕力も気力も満ち満ちているのでおいそれと立ち向かうことは困難です。
(だいたい、立ち向かおうという時点で負けてますから)
妹も子供達の扱いに苦慮しているようです。
「おねえちゃん、どうしよう」
まずさ・・・自分の胸に手を当てて思い出してみて?
自分がその年頃の時に親の言う事を聞くような良い子だったか?
(良い子ってのは語弊があるけど)
隙あらば何かしでかしてやろうと思ってたでしょ?違う??
親が何を言っても反発することしか考えてなかったでしょ?
私が見た限りでは二人とも十分に素直で良い子に育ってると思うんだけどね。
(完全なおばバカです)
子供は親が見てこなかった世界を見せてくれます。
(良し悪しは別の話しです)
親だって、余分に何年か生きているだけで世の中の全てを把握できるような体験をしてきたわけではありません。
年上なだけで偉そうに言えたモンでもありません。
子供達を見ていると、自分が知らなかったこと、できなかったこと、しそびれたことなどなど思いがけない景色を見せてくれる時があります。
子供を通して、遅ればせながら疑似体験をしているような感覚でしょうか。
特にママからすると男の子のすることって全く予測不可能な事が多すぎてビビります。
女の子のことは自分もたどってきた道なので何となく予想できたりもするのですが。
それも、もちろん生きている時代が違うので全て納得できるわけでもありません。
ひょっとしたら、子供達がママの予想を超える出来事に遭遇することもあるかもしれません。
ママの経験値では解決できない事態も起こりうるでしょう。
それでも、大丈夫なのです。
何とかなるから大丈夫なのです。
無責任な言い方に聞こえるかもしれませんが、大丈夫なのです。
その時に子供達が見せてくれた景色が今度は親を育ててくれます。
子供達が親の経験値を上げてくれます。
私が子育て中に近所のおばちゃんが言ってくれた宝物の言葉
「最初から立派な親なんておらへんねん。親も子供と一緒に育ったらええねんで。」
子供がしでかしてくれるあれやこれやは全て親を育てるためにあります。
(頭が痛い時もあるけど仕方ない)
とんでもないことをしてくれても「お~そう来たか」くらいに身構えるくらいが十分です。
きっと、そのとんでもないことが親のスキルアップに繋がるから。
びっくりするけど、何とかなるから。
私も3人の子供達のお陰で良く育ったと思うよ(自分で言うけど)
気が遠くなるような出来事もあったけど、今となってはただの笑い話だし(その時は真っ青になって右往左往したけどさ)
そして、たぶん、今も子供達に育ててもらってるんだろうね。
日本とアメリカで暮らす場所は離れていますが、LINEで頻繁に送られてくる子供達の様子を私はとても楽しみに眺めています。
妹がウロウロしている姿にもエールを送りながら、自分が若かった頃を思い返して懐かしさでいっぱいになっています。
次に会う時、またひと回り大きく育っているであろう妹ファミリーを離れていてもずっと応援しています。
我が子の子育てが終わっても、どこかの誰かの子供達の成長を見守れるって幸せなことです。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2025年9月27日(土)11時半~13時
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)
場所 中道地域福祉センター
神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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