季節仕事 | ネコのつぶやき

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家族、仕事、趣味、ネコの話し・・・のんびり、まったりとした時間をご一緒にどうぞ

四季のある日本には昔からその季節ごとの大切な仕事が存在します。

次の世代にも引き継いでいきたいです。

 

ここ数年、春のイカナゴ漁が不漁のためくぎ煮をつくることができていません。

悔し紛れに茎ワカメを炊いてみても、くぎ煮の最後の工程である大鍋を振るアクティビティが茎ワカメには無いため不完全燃焼感極まりない春になっています。

 

そして、梅仕事の季節がやってきました。

最近、超絶忙しすぎて、お店で梅の実を見つけても買う勇気が無いままに梅の時期も過ぎようとしています。

梅酒、漬けたかったなー
梅シロップもあったら嬉しいのになー

 

そう言えば、今年はシソジュースも作れていませんわ。。。

なんだかなぁ。

 

 

 

そんな残念な今日この頃でしたが。

来週あたりはこの辺りも梅雨入り?という空模様を眺めながら、意を決してドクダミを収穫しました。

雨が降り始めると刈り取れなくなるんだもん。

 

 

 

 

八重咲の白い花がまだまだ可愛く咲いているので切り取るのも躊躇しましたが、今日を逃すときっとできない。。。。!!!

朝からハサミを持って庭に座り込んだ次第です。

 

 

 

 

 

長めに切った茎と葉っぱは干してお茶にしましょうね。

摘み取った白いお花はドクダミチンキにします。

このドクダミチンキがなかなかの優れものでして。

昨年に作ったチンキを薄めて化粧水として使っています。

市販品の化粧水よりも使い心地が爽やかです。

原液はこれからの季節はかゆみ止めとして活躍しそうです。

 

 

 

 

ホンマに何でこんなに忙しいねん・・・とぼやきたくなるくらいに毎日忙しいのですが。

ドクダミと遊んでる場合ではないぞーと思いつつも、ゴソゴソとお花と戯れているとこれがまた楽しくて。

部屋中、ドクダミの香りに満ち満ちて、何度も石鹸で洗ったはずなのにドクダミの匂いが消えない手のひら。。。

それでも、ドクダミのあの独特な香りと一日一緒に過ごすと不思議にとても癒されて豊かな気持ちになった今日でした。

 

 

 

 

昔の人って、恐らく、今の私の”忙しい”の比ではないほどに忙しかったはずです。

”忙しい”の質が違うのかもしれないけれど。

洗濯機も食洗機も電子レンジも無かった時代は家事の負荷は相当なものだったと想像します。

そんな中でも春にはヨモギを摘んでお餅を作り、夏になると梅仕事があり、ショウガも漬けて、秋になると干し柿を吊るし、冬にはお味噌を仕込む・・・

 

思えば、なんて豊かな暮らしでしょうか。

 

 

事実、今日一日、ドクダミと戯れただけで物凄い満足感がありますもの💕

 

 

 

 

 

左は今日、漬けこんだドクダミの花。

右が去年の今頃に漬け込んで花だけ取り出したドクダミチンキ。

キレイな琥珀色に仕上がりました。

薄めて肌にのせるとサラリとした使い心地が爽やかです。

 

 

 

 

我が家の八重咲のドクダミは亡き母が元気な頃に分けてくれた株から育ちました。

そして、増えたドクダミを数人の友人にも分けっこしました。

先日から「チンキ作ったよ」「葉っぱを干してるよ」の報告を頂いて嬉しくなっています。

地植えの繁殖力を恐れて、彼女達には「ぜひ鉢植えで」とお分けした子達です。

 

鉢植えでも十分に増えてお役に立っているようで何よりです。

「ウチにお嫁に来た八重さんは素焼きの鉢でスクスクと美しいお嬢様に変身中よ💕」

我が家の庭で雑然と生え茂っているその他大勢と素焼き鉢のお嬢様・・・

環境の違いに笑えてきます。

 

天国の母もあちこちで増えているお花を楽し気に眺めていることでしょう。

母が大切にしていたお花達でこの同じ時期にみんながチンキを作っているってステキです。

 

 

どんなに忙しくても、この季節仕事の時間を大切に過ごす余裕を持たなければと思いました。

 

 

 

お風呂に入ったのに・・・手もキレイに洗ってるのに・・・ドクダミの香りがするワタシ。

 

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2025年6月28日(土)11時半~13時
(14時完全撤収につき、13時ラストオーダーの厳守をお願いいたします)

場所 中道地域福祉センター

神戸市兵庫区中道通4-2-8
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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