独り言です。
これが正解とか、あれは間違いとか・・・そんなんでは全然なくて。
ここで私ができることはなんやろ?という自問自答です。
子供は親を選べません。
子供は生まれてくる家を選べません。
子供にとって、”自分の家”はある意味、世界の全てですから、その環境が”当たり前”になります。
正しい親の見本なんて存在しないのですが。
なんか、モヤッとするのです。
親ならば〇〇をして当たり前・・・とか、親としての責任がどうとか・・・
もちろん、言わんとしていることは重々わかるのですが、何かスッキリしないわけです。
自分のことで手一杯で子供まで手が回らない大人もいるのです。
それなら、なんで親になった?という問いかけは結果論であって無意味です。
その親だって、その子が生まれた時はきっと幸せだったはずと思いたいですが。
「この子は家ではどんな生活なんだろ?」と案じてしまうような子に時々遭遇します。
何日も洗濯していないような体操服を着ていたり、ふと見せる子供らしくない暗い表情とか、ご飯の食べ方も気になってしまうような子です。
家でご飯を食べさせてもらっているのかな。。。。
学校には行っているのかな。
親はどうしているんだろ?
究極のお節介です。
よその家のことなので、あーだ、こーだと意見できる立場でもありません。
それぞれの家の事情があります。
それもとてもとても複雑な入り組んだ事情を抱えていたりしますから。
簡単にもつれた糸がほどけるとも思いません。
私にできることは何だろね?
月に一度のこども食堂でカバーできる内容でないこともわかっています。
素人のおばちゃんが立ち入る話でもないこともわかっています。
私は何ができるんだろうね?
こども食堂の運営を9年も続けているのに、未だに明快な答えを見つけることができていません。
辛い環境の子供たちに、私は何をしたらいいんだろ?
せめて、月に一度でもいいから炊き立てのご飯を食べてほしいです。
月に一度で何ができるねん・・・過去に何度も突っ込まれましたが。
でも、月に一度でもその子との接点を大切に続けたいのです。
最初はその子も警戒します。
もちろん、私は”見ず知らずの知らないおばちゃん”ですから、警戒する気持ちもわかります。
それでも回数を重ねていくうちに、少しづつでも笑顔を見せてくれるようになります。
”このおばちゃんは無害や”とわかってもらえるまでに少しの時間が必要です。
たとえば、残さずに食べたことを褒めてもらったとか、自分の名前をキレイな字で書いたことを褒められたとか・・・些細なことでも褒めてもらう、認めてもらう体験を積み重ねていきたいものです。
誰かが見てくれている、誰かが認めてくれた、誰かが一緒にいてくれる。。。
そんな小さな行動の積み重ねがその子の自信に繋がっていく気がしています。
褒めてくれるのは親でなくてもいいのです。
隣のおばちゃんが認めてくれたことがその子の支えになったら嬉しいです。
「こんな大人になりたいな」と思える大人に出会ってほしいです。
「大人になったら、こんな凄いことができるんや!」と夢を抱けるような大人に出会ってほしいです。
子供たちのロールモデルになるような大人が・・・増えたらいいなと願います。
(「こんな大人になったらあかんで」の見本はたくさんいるので情けないことですが)
親にもそれぞれの事情があるので、親を責めるだけでは何の解決にもなりません。
親ができないことは、周りにいる大人がカバーできるような社会になったら世界はもっと優しくなれそうですが・・・甘い考えなのかな。
またモヤモヤしてきたぞ(笑)
子供たちが一生懸命に遊んでいる姿を見ていると幸せな気持ちになります。
屈託なく笑う姿を見守りたいと思います。
色々な形で子供たちを見守ろうとしている各地の子供の居場所が子供達の拠り所になることを祈ります。
独りぼっちじゃないからね。
大丈夫だからね。
子供たちが多くを語らずとも安心して笑える居場所でありたいです。
以上、正解のわからない独り言でした。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年12月14日(土)12時~14時
(12月はクリスマスと年末行事の都合で第2土曜日の開催となります)
場所 「ころころおむすび」
神戸市兵庫区水木通8-1-9
(神戸高速大開駅よりすぐ)
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
「ころころおむすび」
こども食堂 毎週水・金 16時半~18時半
キッチンおむすび 毎週水・金 11時半~14時
学習サポート&みんなの居場所 火~金 15時~18時
駄菓子屋さん併設、レンタルスペースもあります。
詳細は直接お問い合わせください。
電話 078-945-9080
メール korokoroomusubi5656@gmail.com
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆
