孤食の子供が気になって立ち上げたこども食堂も
月日の経過と共に子供だけでなく、みんなの大切な居場所として定着してきました。
毎月開催する食堂もたくさんの方の応援とご協力をいただき楽しく活動を続けることができています。
皆様、ありがとうございます。
そういう”みんなの居場所”としてのこども食堂を運営している私が言うのも矛盾しているのですが、本当はこども食堂が必要のない社会になったら良いなと思っているのです。
こども食堂なんか無くても、みんながご飯を食べることができて、楽しく過ごせる場所があって、子供達が子供らしく笑っていられる社会になればいいのに。。。
実は物凄いジレンマを感じながら運営を続けている次第です。
動画サイトのコマーシャルで「子供の貧困対策への寄付をつのる」内容が流れてきました。
今、日本のひとり親世帯の2世帯に1世帯が相対的貧困で暮らしています。
(相対的貧困とは、「生きるか死ぬかの飢餓レベルというわけではないけれど、同じ国・地域の人とくらべて(=相対的にみて)収入・資産が少なく、生活も厳しく不安定な状態」のこと)
食料品の配布や学校に行くための奨学金などへの募金を呼び掛けるサイトでした。
みんなで支えあうことはとても大切なことです。
ひとりでも関心を持つ人が増えて支援の輪が広がれば良いなと思います。
それでも、ある部分を支えるだけでは何も変わらないとも思ってしまいます。
根本的な社会構造を見直していかないと、いつまで経ってもトカゲのしっぽ切りと同じです。
賃金格差とか雇用状況とか税金のこととか・・・社会全体を考えなおさないと何ともならないのにな。。。
とわかっていても、私にそんなに大きな力があるわけでなく、自分にできること~と細々と子供食堂を続けているわけですが。
ものすごい無力感を感じます。
どくどくと血が流れるようなケガをしているのに絆創膏も貼れない無力感。
一刻も早く止血をして傷口を縫合した方がいいとわかっていてもその術がない絶望感。
こども食堂って絆創膏にもなってないと思う。
絆創膏で間に合わないほどに傷口を広げてしまったのは
他でもない、私たち、大人の責任です。
どこで間違えてしまったのでしょうね。
巻き戻してやり直すわけにはいかないから、気がついた”今”から何かを変えていかねばなりません。
こども食堂だけではどうしようもないことはわかっているけど
私にはそれしかできないから続けているのです。
でも、時々、空を切るような無力感とジレンマに襲われます。
私たちのチカラはちっちゃくて、情けなくて、頼りないけど
できることを続けていかねば何も変わらないと思っています。
私たちのチカラが届かないところをどなたか助けてください。
違うアプローチの仕方を知っている方、助けてください。
ひとりの力はちっちゃいけれど、たくさんのチカラが集まったらきっと何かが変わります。
私のチカラはホントにちっちゃいモノだけど
諦めずに続けていくつもりです。
私たち、大人には子供達の未来を守る責任があります。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年10月26日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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