「古本屋の足跡 ~ 番台から眺めてきた、本と人の風景」
7月3日~7月31日まで
神戸市立兵庫図書館にて
今年の5月、たくさんの人に惜しまれながら閉店した古本屋さんがありました。
兵庫区平野にあった古書店「古書片岡」です。
私は残念ながら訪れることはできなかったのですが、”温かい古本屋さんがあるんだよ”の噂はお聞きしておりました。
今回、店主の片岡さんのご協力もいただき兵庫図書館で企画展が実施されています。
このチラシを手に取った時にちょっと感動・・・!
イラストを描いておられるのはワシオエレナさんです。
温かな色合いと優しいタッチのイラストに癒されます。
表側、真ん中が片岡さんです。
そして、その右側は兵庫図書館館長の垰下さんでしょ?
サラッと描かれているようでしっかりと特徴をとらえておられます💕
本棚を見るとその人が見える・・・
本好きの方ならば納得されることでしょう。
今回の企画展では片岡さんの著作はもちろんのこと、お店にあった本がサラッと並べられています。
サラッと並んでいるけれど内容は深い!!
個人的には手にしないジャンルかもしれませんが、後世に伝えていきたい内容の本ばかりです。
古本屋さんの番台で本を探しにきたお客さんとどんな会話をされていたのでしょうか。
私がお客で行ったら、どんな本を薦めていただけたのでしょうか。
並んだ本を眺めながら、お店に伺えなかったことを悔やみました。
行こうと思えばいつでも行ける場所だったのにな。。。
実はね、私にとって古本屋さんってとてもとても魅力的な場所でもあり、危険な場所でもあるのです。
それがわかっているのであえて近づかないというか、行く勇気がないというか。。。
活字中毒の私を古本屋さんに放り込んだら・・・ホラー映画のような悲鳴が聞こえてきそうだわ。
本棚を巡りながら、ずっと本と会話している変なおばさんになってしまうことでしょう。
閉店時間まで居座るよ…この人…(笑)
棚の中に片岡さんの写真集もあったので拝見しました。
町中で会った普通の人達の最高に素敵な笑顔の写真がおさめられていました。
この笑顔の一瞬を逃さずシャッターを押せる方なんだなと本棚の選書の内容と共に「惜しまれながら閉店した古本屋さん」の店主さんのお人柄を感じました。
近年、古本屋さんだけでなく、本屋さんそのものも減ってきました。
本好き人間としては悲しいことです。
ネットでポチればすぐに手に入る時代ではありますが、やっぱりリアルに本に触れたいです。
本棚の間を巡りながら背表紙から漏れ聞こえてくる”本の声”に耳を澄ます至福のひと時(ただの変な人です)
ネットでは本の声は聞こえません。
目指す本はすぐに買えますが、”たまたま出会った本”とのご縁は絶たれます。
「ワタシを読んで!」「ボクを連れて帰って!」
本が呼び掛けてくれる声に出会う楽しみは本屋さんにこそあるのです(図書館でもあります)
ネットで気軽に本が買えてしまう時代ではありますが、本屋さんでないと出会えない本もあるはずです。
本屋さん、古本屋さん、そして図書館の皆様、私のような本好き人間のためにもこれからも続けていってください!
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年7月27日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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