こども食堂を続けていると来てくれる子供達はみんな孫みたいです。
そして、ママ達は娘のように思えます(勝手に思っています)
食堂の日以外にもお米やお野菜を我が家に取りに来てくれます。
私が自転車で配達する時もあります。
そんな時に玄関先でしばらく立ち話をすることが楽しみになっています。
少しの間の立ち話であってもママ達の一生懸命な気持ちが伝わってきて嬉しくなります。
みんな、がんばってるよ。
ママの仕事って誰も褒めてくれないけど。
私がいっぱい褒めるから!
みんな凄いよ。がんばってるよ。
コロナ前まで月イチで続けていた「ママ達のお話お茶会」も場所が無くて自然消滅しています。
それでも、こうして時々でもママ達のお声をキャッチするタイミングがあることが幸せです。
いろんな話題が出てきます。
子供達のこと、お家のこと、学校のこと、社会情勢・・・
そしてママ自身のこと。
時々、大きな壁の前で途方にくれているママの話も聞きます。
私には話を聞くことしかできなくて
「うん、うん、そうだね」って相槌を打つことしかできなくて
何の解決にもならず、何のアドバイスもできないのだけれど・・・
心の中にモヤッと溜まっている何かは吐き出しちゃった方がいいのよね。
思えば、「ママ達のお話お茶会」もそんな場所だったのです。
常日頃、自分のことを全部後回しにしているママ達が”ワタシ”に戻る場所でした。
「こんなこと、思っているのん、私だけ?」
「こんな質問したら恥ずかしかも」
「みんなはこんな時、どうしてるんやろ?」
些細なことも大きなことも口に出して言ってしまうと軽くなります。
「そんなん、あるあるやで」
「私も同じこと思ってた!」
自分ひとりで考えていると同じところをグルグル回っているだけのことも
誰かに話すと速攻解決することも多々あります。
先日も「子供がお友達と喧嘩をして学童の先生に呼び出された」と落ち込んだ顔つきで来られたママがいました。
子供のケンカに大人が入るなよ・・・と心の中で呟きながらママの愚痴をひとしきり聞きます。
子供ってケンカしながら育っていくのにね。
何度かケンカをしているうちに加減もわかってきて、限度もわかってきて、そのうちケンカをしなくても解決できるようになるのにね。
その経験をすっ飛ばして「ケンカはダメ」って言い渡してもなぜダメなのかがわからないまま大人になるのよね。
なにか・・・解せないと思う私がおかしいのか???
いつの時代も母親という生き物は子供のことで頭を下げる役目を担っているのでしょう(笑)
子供達が見せてくれる自分が知らなかった世界があります。
良いことも悪いことも、自分ひとりの人生では体験できなかったことを子供を通して一緒に経験することができます。
(嬉しい時もあれば、なんでやねん・・・とぼやきたくなる時もありますが)
ひょっとして、今、頭を抱える程の案件があったとしても・・・
きっと何とかなるから大丈夫。
何年か経ったら笑い話になるから大丈夫。
笑えるようになった時には親子そろって精神的にひと回り大きくなれているから大丈夫。
そこに至るまでの紆余曲折の日々も辛くなったらぼやきにきてください。
私で良ければいつでも愚痴を聞きましょう。
それで心が少しでも軽くなるのならば、口に出して言ってみてください。
他所には言いませんのでご安心ください。
私の胸の奥に留めておきますから。
泣きそうな顔のママちゃんのお話を聞きながら、自分にもそんな頃があったことを思い出します。
こっそりと自分のことも褒めましょう。
ワタシもがんばったやん💕
私はどんな時もママ達を応援します。
振り返れば自分も辿った道だから。
ひとりで歩くのもいいけど、二人で話ながら歩くのも良いものです。
みんな、独りぼっちじゃないからね。
大きな声では言わないけれど、いつもひっそりとエールを送っています。
「みんながんばれ~ ダイジョウブだよ~」
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年6月22日(土)12時~14時
6月は5週あります。ワクワクの開催日は第4週目ですのでお間違えの無いようにお願いします
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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