昨日、観戦に行った「神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会」の感動の余韻に浸っています。
ホントに素晴らしかったです。
一緒に行ったなっちゃんも隣で一生懸命に拍手していました。
会場でアスリートの皆様の姿に感動しながら考えていたこと・・・
なっちゃんがダウンちゃんであることで、”障害者”という言い方に過敏になっていることは認めます。
”健常者”という言い方が嫌いです。
足が片方ないから・・・障害者と言われます。
目が見えないから・・・障害者と言われます。
車椅子に乗っているから・・・障害者と言われます。
常々、”健常者”と”障害者”という区別に物凄い違和感を感じています。
その違和感がパラ陸上の会場でますます鮮明になりました。
”健常者”ってドヤ顔していても、走り幅跳びで7メートルは飛ばれへんやん(笑)
何がって、健常者のマウント感が気に入らんのです。
無意識のドヤ顔というか・・・悪気はないけど「あの人、車椅子でかわいそう」って感じるとか。
うまく表現できませんが、「かわいそう」って思うことが悪いことじゃないのだけれど競技に没頭しているアスリートの姿を見ていると「かわいそう」の感覚は逆に失礼な気がしたのです。
昨日、会場の各所で行われていた競技を観ながら人間が持つ身体能力の素晴らしさに感動しました。
ハンディを感じさせない気迫に圧倒されました。
子供達はそこを純粋に感じ取ったようです。
こども食堂に来てくれている子供達も学校から連れていってもらっています。
ママちゃん達から子供達の感想が聞こえてきます。
「子どもたちは、大人が思っている以上に、良くも悪くもフラットに物事を見てると感じます。多様性は、ただそこにあるだけ。
そこに、間違った価値観を付加してしまわないように大人が接しないとダメだなぁって、常々思います。」
ひとりのママが感想を送ってくれました。
この大会を機にその”フラットに見る”姿勢が浸透すれば良いなと思いました。
障害に対して、ハード面ではたとえばスロープが設置されるとか、点字ブロックがわかりやすくなるとか色々な進化があるのですがソフトの部分がまだまだ未開拓な気がしています。
同じ人として接する気持ちも大切だと思っています。
(なっちゃんがいるので感じることかもしれませんが、”かわいそう”とか”大変”とか思われるのが逆に負担だったりします)
この大会を観戦した人の中から少しづつでもいいから「心のバリアフリー」が進んでいくことを願います。
小さな弟に「パラリンピックってなぁに?」って聞かれたお兄ちゃんが弟にわかるように一生懸命に説明していたと教えてくれたママがいます。
小学生がパラリンピックのことを説明できる・・・それだけでもこの大会が開催される意義が達成できていると思いました。
みんながそれぞれに支え合い、助け合って、より一層フラットな社会になっていきますように。
子供達の素直な瞳に教えられることがたくさんあります。
大人って・・・めんどくさいわ(笑)
余分なことを考えすぎて、いろいろ複雑にしすぎるのよね。
(自分で複雑にしておいて自分で悩むという、訳わからんヤツです)
大人って・・・嫌ね。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2024年5月25日(土)12時~14時
ワクワクは5月で9年目を迎えます。
たくさんの方の応援のお陰様で楽しく運営を続けることができています。
皆様、ありがとうございます!
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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