心友のお母様が天国に旅立たれました。
何年もご実家での自宅介護を続けながら、畑仕事もして、神戸に戻っての仕事もあり・・・
心友の頑張りをずっと応援していたので訃報を聞いた時に私も胸がいっぱいになりました。
お母様も心友もがんばりました。
お母様は今はもう辛くも痛くもない場所で安らかに憩われていることでしょう。
先に亡くなったお父様がお迎えに来られたのかもしれません。
「もう、そろそろ行こうか」
順番・・・と頭ではわかっていても、やはり寂しいです。
実は、今日、心友と会う約束をしていました。
ご実家に戻るのは明日の予定でした。
1週間ほど、お母様を施設に預けてこちらでの仕事を済ませ、また明日、戻るはずでした。
お世話をお願いしていた馴染みの施設で急逝されたとお知らせを頂いた時、何とも言えない感情が沸き上がりました。
ずっと一緒にいたのに、彼女が神戸に戻っている時を選ばれたのですね。
ずっと彼女が一生懸命にお世話していただけに、その時に立ち会えなかった無念も思います。
それ以上に、ひょっとしたらお母様自身が最期の仕事を施設の人に任せたのではとも思ってしまいました。
もし、彼女が家で介護している時だったら・・・
彼女が一人で看取り、一人で救急車を呼び、その後のあれこれも全部ひとりでしなければいけなかったはずです。
亡くなった場所が施設だったため、そのあれこれは施設の方がしてくださいました。
「そこまでしなくていいよ~」
娘への負担を少しでも減らしたかった母の想いを感じてしまいました。
最期までおかあさんだったんだね。
私の母もその時までずっと私達に”人が生きる姿”を見せ続けてくれていたように思います。
心友のお母様も介護を通して彼女の心にその姿を刻み込んでいかれました。
おかあさんって、今さらやけど凄いね。
いつまで経っても越えられない大きな大きな存在です。
心友のお母様のご冥福を心よりお祈りいたします。
心友がまた頑張り過ぎないかと心配です。