昨日のなっちゃんのお誕生日の記事にお祝いのメッセージをくださった皆様、
ありがとうございました。
ブログを見返していたら、昨年書いた記事が上がってきました。
これは、私がずっとずっと言い続けたいことなんだわ。。。
しつこいかも?とは思いましたが
今一度、昨年のブログ記事をアップさせてください。
若いママちゃん達に届きますように。
(昨年のブログ記事より)
温かなメッセージを頂いた皆様にお返事をしながら、ふと思ったことがありまして。
今、お腹が大きなママちゃん候補の皆様や子育て真っただ中のママちゃん達に
お伝えしたいな。
完璧なママを目指さないでください。
何が完璧かは人それぞれのイメージがあるので”これ!”という形は無いと思うのですが
病院や保健師さんや先輩ママやおばあちゃん達から
いろんなアドバイスをいただくことでしょう。
こうしたらいいよ。
あーした方がいいよ。
これはしておかないとダメよ。
参考になったり、励ましになったりする言葉も多々あります。
言ってくださっている方達は善意ですからそれを否定するわけではありません。
でもさ・・・全部を聞き入れてたらしんどくない?
中には本当に「言ってくれてありがとう!!」の意見もあるのだけれど
赤ちゃんも子供もそれぞれ個性の塊なので
それこそ千差万別、一筋縄ではいかない子もたくさんいるわけです。
かわいい・・・・だけじゃ育てられないことがたくさんあるよね。
なぜ、何をしても泣き止まないのかわからなくて、ママが泣きそうになること、あるよね。
夜中の授乳や夜泣きで睡眠不足でフラフラになっていても、
ルーティーンの家事は目の前に山盛りあるしさ。
パパは会社から帰ってきたわずかな時間に「かわいいね~」って相手をしたらいいの。
おじいちゃん、おばあちゃんもたまに会う孫に「かわいいね~」って声をかけたら済むの。
でも、ママは24時間、ずっと一緒にいるんだよ。
子供が機嫌の良い時ばかりじゃないし
自分が体調が優れない時だってあるし
いつもいつも「子育てって楽しい!」って言っていられない。。。。でしょう?
ちょっと手を離すと死んでしまうかもしれない小さな生命物体を必死で守っているのがママです。
かわいい・・・だけじゃないしんどい時、あるよね?
しんどいって言っていいのよ。
それは甘えじゃない。
ママが未熟だからじゃない。
誰も「ママになる方法」なんて教えてくれないもの。
病院で”母親学級”みたいなのもあるけど、実際に産んでみないとわからないことが山盛りあるもの。
それなのに、世間は産んだ途端、彼女を「ママ」と呼ぶのよ。
そして、無言の圧力で「完璧なママ」になることを求めてくるのよ。
私達もしてきたことだから、できて当たり前よ・・・って言われてなくても感じるのよ。
産んだ途端に完璧なママがいたらお会いしたい。
その昔、私が子育てで走り回っていた頃にひとりのマダムが言ってくださった言葉が宝物です。
「立派なママなんてひとりもおらへんねんで。
子供と一緒に育ったらええねん。」
それまで、”完璧なママ”の呪縛に悩まされていた私は一気に力が抜けて泣きそうになりました。
周囲の人がみんなそのマダムのような人達だったら、
もっと気楽に育児ができるのにな。
なぜに、自分のことは棚に上げて(!)人には完璧なママを求めるんだろうね?
だいたい、完璧なママってどんなママなんだろね?
ママは四六時中、子供を見張ってる番人じゃないから。
抜けてるくらいが子供にとってはちょうど良いと思うのよね。
親の背を見て子は育つっていう言葉も意味をはき違えたらダメよね。
「見られてる」って常に緊張して固くなった背中を見て育った子供はどんな子に育つんだろうね?
後ろ姿を気にしない位に前を向いて楽しんで生きてる方がよほど見本になると思うのよね。
もちろん、子供と一緒に過ごす時間は新しい発見や楽しいこともたくさんあります。
昨日できなかったことが今日はできていたりするとその成長を純粋に喜ぶことも幸せです。
それでも、しんどいって言っていいのよ。
自分はダメなママだなんて思わなくてもいいのよ。
みんなができていて、どうして自分はできないんだろなんて自分を責めなくてもいいのよ。
子供は絶対に育児書の通りになんて育たないから!
(私、なっちゃんが生まれた時に出産祝いに頂いた育児書を結局、一度も開かなかったもん。
自慢じゃないけど)
わからないことがあったら、わかりそうな人に聞きまくったらいいよ。
手伝ってくれそうな人がいたら甘えたらいいよ。
寝転がってテレビ見ているご主人に子供預けて映画とか観に行ったらいいのよ。
全部、全部、自分がしなくちゃ・・・・って思わなくていいよ。
こども食堂に来てくれている若いママちゃん達を見ていると眩しいです。
お仕事もして、家のこともして、子供の話も聞いてあげて。
ホントに物凄く頑張っている姿がわかります。
だから、時々、「だいじょうぶ?」って声をかけたくなるのです。
しんどいって言ってもいいのよ。
助けてって言ってもいいのよ。
甘えじゃないよ。
恥ずかしいことでもないよ。
若いから無理ができるのです。
自分が無理をしているという自覚が無いのです。
それがいつの間にか当たり前になってしまうのです。
1時間でもいいから自分の時間が確保できますように。
少しでも寝る時間がありますように。
ふとしたことが思いがけない気分転換になったりするものです。
人間、余裕が無くなると思考回路が停止します。
停止する前に少しの時間でもいいから休めますように。
なっちゃんのお誕生日に若い日の自分を思い出しました。
子育ての環境ってあまり進化していない気がします。
ママ達がホッとする時間がありますように。
来年もこの記事を再度アップしそうな気がします。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2023年6月24日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
