良いお天気の土曜日でした。
KIITOで開かれた学生フォーラムを見学に行ってきました。
サラッと自分を語る若い学生さん達の姿が眩しかったです。
私が学生の頃・・・こんな風に具体的に未来を語ることができていたら
私の人生ももっと違うモノであっただろうに。
ぼ~っと過ごした自分の過去を振り返って恥ずかしくなりました。
開始時間までしばしあったので、椅子に座って会場をぼんやりと眺めながら待っていました。
「のりちゃん!!!」
こんなところで私を呼ぶのは誰やねん??
それも「のりちゃん」と呼ぶ人は数人やけど?
声の方に振り向くと懐かしい人が笑顔で近づいてきました。
3年ぶり?
コロナ禍になる随分と前に会ってからそれきりになっていました。
8年前、私が「こどもワクワク食堂」を立ち上げてしばらくしてから
同じくこども食堂を始めた人です。
まだ、こども食堂が世の中にあまり無かった頃です。
わからないことがあっても教えてもらう人もなく
二人で七転八倒しながら、励まし合ってこども食堂の運営を続けてきました。
二人の合言葉は「子供が真ん中」
私にとっては正に戦友のような人です。
久しぶりに会った彼女は相変わらずエネルギッシュでパワフルでした。
でも、私が会えていなかったここ何年かの間に色々と人間関係もみくちゃになった様子です。
大変だったね。
モヤモヤを聞いてあげられなくてごめんね。
あること無いこと、色々言う人もいるかもやけど
私はあなたの事が大好きだから。
先日、タイムラインに流れてきた言葉に納得しました。
「話す」と「離す」
心の中にモヤッと溜まっていることも
口に出して誰かに話してみると離れていく・・・
私が「ママ達のお話お茶会」でいつもママ達に言っていることと同じです。
言葉にするためには自分の中である程度整理整頓する必要があります。
話をすることで、誰かに伝えることで自分の中でゴチャゴチャになっていた事柄が
まとめられて、落ち着いていくように思います。
誰かに言ってしまえば気が済むこともたくさんあったりしませんか。
あーだ、こーだと機関銃のように喋り続ける彼女の話を
ただただ、フンフンと相槌を打ちながら聞き続けました。
大人って・・・めんどくさいよね。
大人の事情って・・・フェアじゃないよね。
大人って・・・いい加減よね。
いつから、そんなズルい大人になっていくんだろ。。。
いつの世の中もお山のてっぺんに座っていたい人がたくさんいます。
自分では”一番高い山!”と思っていても見渡すと周りにはもっと高い山があって焦る~みたいな堂々巡りを繰り返しても懲りない人達。
わたしたち、別に一番になりたいわけじゃない。
一番って、何を比べて一番なのか。。。
優劣をつけることに意味があるのか。。。
自分のできることを探して黙々と続けてきた私達にはわからない感覚です。
自分が一番なんてどっちでもいいねん。
私達の合言葉は「子供が真ん中」
私達は子供達が安心して過ごせる場所を守っていきたいだけです。
そこには一番も二番も関係ありません。
それぞれの居場所に意味があって、良さがあって、
子供達が必要としてくれているのならばそれで良いのです。
私は便宜上、「代表」を名乗っていますが別にエライ人ではありません。
物とお金を集めるという私の役目を果たすために「代表」を名乗った方が仕事がしやすいというだけのことです。
ぶっちゃけ、「こども食堂」というごく限られた小さな世界の中で「エライ人」は要りません。
それでも、どこに行っても肩書が欲しい人は山盛り居てるんですよね。
私、肩書なんてどっちでもいいのです。
ほんまに・・・大人って嫌やわ。。。
文句を言いたい人は勝手に言ってください。
やり方が気に入らないのならば、自分が好きなように自分の団体を立ち上げてください。
人にあれやこれやと指図する暇があったら自分でそれをしてください。
私達は初心を忘れません。
子供のことを一番に考えてこれからも動いていきます。
久しぶりに再会した戦友は、初心を大切にしている素敵な人でした。
そして、私にその初心を思い出させてくれました。
彼女が友達であることが私は誇らしいです。
今の自分にできることを粛々と続けていきます。
私にできないところは他の人がちゃんと補ってくださいます。
この世の中は”お陰様”と”お互い様”で成り立っていることをこれからも忘れずに
活動を続けて参ります。
次回の「こどもワクワク食堂」は
2023年6月24日(土)12時~14時
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
