”普通”のハードル・・・再び | ネコのつぶやき

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昨年、書いた記事がフラリと上がってきました。

去年も同じことを感じてたんだな・・・と進歩のないことにモヤッとしながらも

今一度、昨年の記事をシェアします。

 

子供達の未来を大人が勝手に決めたらあかんのです。

これからの世界を作って行くのは私達では無いのです。

古い世界の思想を押し付けては窮屈すぎると思いませんか。

 

 

 

 

 

(以下、昨年の記事です)

 

この数日間の間に何人ものママちゃん達から聞く言葉がありました。

新学期が始まることも関係しているのかもしれません。

 

”普通”のハードルが高すぎませんか?

 

保育所、幼稚園、小学校、中学校・・・たぶん、その上の学校でも同じこと。

新しい環境にすぐに順応できる人ばかりではありません。

子供も不安だし、ママ達も不安です。

いい歳の大人だって、初めての環境はドキドキします。

 

 

それなのに、子供達はいきなりハードルを越えることを強いられます。

 

新しい学年になるまでに〇〇が出来ないと困ります。
みんなはできていることが、ウチの子はできません。。。

検査をしたら「グレーゾーン」と言われました。

普通学級では無理だと言われています。

 

 

新しい環境で、本当は希望に満ち溢れているはずなのに不安しかないという現実。

何かを始めてもいないのに、最初から突きつけられる”普通”のハードル。

みんなが一斉に飛び越えられないとダメなハードルなわけ?

わたし・・・飛べないかもしれないぞ。。。。

 

 

 

 

 

”普通”って何?
何をもって”普通”と定義するわけ?

”普通”をクリアしないとダメなわけ?

 

書いてるうちにまた段々腹立ってきたわ・・・・

 

”普通”とか”一般的”とか”常識では”の言葉を振りかざす人が苦手です。

 

 

もちろん、”普通”の線を引かないと現場が混乱することはわかります。

でもさ、”普通”を振りかざしている人はホントに普通なんだろか?

 

人間って好きなことや嫌いなこと、得意なことや苦手なこと、できることやできないこと・・・

いろんな場面で凸凹があってその人なんだと思うんだけれど。

全てのことが何もかも一直線に”普通”のラインだ!!って言い張る人がいたらお会いしてみたいわ。

 

凸凹をお互いに補いながら生きていくのが人間という生き物でしょう。

 

 

 

ひとりのママちゃんがつぶやきました。

 

「昔はもっと寛容だった気がします。
ちょっとくらいできなくても大目に見てくれていたり

足りないところはサポートしてもらって事なきを得たり。

今は”できる”か”できない”かの一刀両断です。。。。

誰もできるまで待ってはくれない」

 

「就職の時だって、少しくらい足りないところがあっても

”この子は真面目だから”とかいう理由で雇ってくれてたりもしたのに」

 

 

そうだよね~って私もうなづきました。

 

ロボットを作っているわけではないのに

ひとり、ひとりが違っていて当たり前なのに

何か、画一的に大きさを揃えたい思惑を感じてしまいます。

 

 

たとえば、子供が10人いて、

その10人がみんな同じレベルで同じことをしている景色の方が気持ち悪くない?

一体、何を目指しているのか、私には理解不能です。

 

 

もちろん、専門的なことを言えばある程度のラベルを貼って区別する必要はあるのかもしれません。

区別することで楽に生活していくことができるパターンもあるでしょう。
サポートもしやすくなるでしょう。

でも、あまりにも杓子定規すぎる気がしてしまうのです。

 

 

 

ある日、”普通”と言い張っている人の人数比率が減ったらどうなるんだろね?

”発達障害”というラベルを貼られている人の方が多くなったらどうするんだろね?

だいたい、”障害”って何?

(あ~~~マジで腹立ってくる)

そんなに邪魔になるもんなん?
そんなに自分は立派なん?

 

あかん。段々、ヒートアップしてきたからこの辺で止めます。

 

 

私が知っている子供達はみんな可愛いです。

素直に育っていると思います。

優しい子供達です。

元気で大きくなぁれと願うだけでは足りませんか?

 

 

 

 

自分ができないことを棚に上げて

子供達に押し付けているような気がして仕方ないのです。

何を目指しているんだろう。

私にはわかりません。

 

 

(そして、一年経った今日も同じことを感じてしまいました)

 

 

 

 

新しい環境に置かれた子供達が自分なりに楽しめるよう願います。

 

クラス替えや学年が変わることで

子供達はワクワク感と同時にストレスも感じているはずです。

そんな子供達のそばでハラハラしているママ達のことも思います。

 

みんなの新しいスタートを周りが温かく見守ることができますように。

あーだ、こーだと口出ししたくなる気持ちもわかりますが

一番大事なのはその子の事を信じてあげることでしょう。

 

 

ダイジョウブだよ。

あなたがこれまで一生懸命に育てて来た子なんだもん。

しっかり、自分で歩いていけるよ。

ここまで育ててきた自分の事も信じて・・・そして、褒めてあげてください。

ダイジョウブ!

 

 

新しい春を新しい気持ちで踏み出すことができますように。

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」は

2023年4月22日(土)12時~14時

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。
 

 

 

 

 

月に一度ではありますが、

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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