ゲストスピーカーになった日 | ネコのつぶやき

ネコのつぶやき

家族、仕事、趣味、ネコの話し・・・のんびり、まったりとした時間をご一緒にどうぞ

今日は何十年ぶりかに某大学のキャンパスを訪問するチャンスに恵まれました。

学生の頃、この大学に通っていた友達の講義の時間に紛れ込んで一緒に聞いたことを思い出します。

何の講義だったのかも忘れてしまいましたが

違う大学の教室にお邪魔するドキドキ感はとても新鮮な記憶として残っています。

(今から思えば、違う学校の生徒が混じっていてもわからない平和な時代だったわけです)

 

 

 

まさか、自分がその大学の教室でお話するなんて夢にも思っていませんでした。

娘よりも若いお嬢さん達がキラキラした瞳で一生懸命に私の拙い話を聞いてくださいました。

「こどもワクワク食堂」のことをたくさん語ってきましたぞ。

 

こども食堂のことはニュースやSNSで知ってはいるけど、みんな行ったことが無い場所でした。

 

今日、私がお話したことで少しでも関心を持っていただければ嬉しく思います。

 

質問タイムでは色々な意見を頂きました。

学生さん達からリアルなお声をお聞きできて私も大変参考になりました。

 

 

ふむ・・・と思ったのが、未だに「こども食堂」に”貧困”の枕詞がついて回っていることです。

第一印象ってなかなか拭えないものですね。

”貧困”も想定内ですが、今、子供食堂の多くが”地域の居場所”として活動しています。

今日の講義の中で聞いてくださった学生さん達だけでも、”貧困”を”居場所”に上塗りしてくれますように。


質問の中で「ある議員さんがこども食堂に食べに行ったことをTwitterで呟いたら炎上した」そうなんです。

どうも、つついた人達の言い分は「大人のくせに子供のご飯を食べに行くなよ」「売名行為だろう」とかとか・・・何だか寂しい人達だなと感じました。

「こどもワクワク食堂」は大人の方も大歓迎です。

いつもご飯を作っているママ達は一食くらい他人が作ったご飯を食べてほしいです。

ひとり暮らしの方もたまには賑やかな雰囲気の中でお食事をしてください。

議員さんはその豊かな人脈と議員としてのお立場で子供食堂を盛り上げてください。

 

 

何か他人と違うことをすると誹謗中傷が飛んでくるのはお約束みたいなものです。

文句や批判を言ってくる人は意外と自分は何もしていない人達だったりするのです。

10人が10人ともOKを出してくれると思わない方が良いのです。

1人、2人、あるいは半分は反対したり、文句を言ったり、妨害してきたりする人達です。

でも、それが本当に自分が進みたい道ならば、自分を信じて進んでほしいです。

自分の気持ちがまっすぐならば、そこに必ず応援してくれる人たちが集まってきますから。

 

 

私達は居場所としての子供食堂の始まりを作ってきました。

それを彼女達の世代に引き継いだ時にまた新しい絆が生まれるんだろうな。

これから、子供食堂がどんな風に育っていくのか?

私も運営しながらその変化を楽しみに観ていきたいと思っています。

 

 

 

 

今日、話をしながら気がついたことの覚書

 

子供食堂は”かわいそうな子”や”困っている子”を探すことが目的ではありません。

ひょっとしたら本当に”かわいそうな子”かもしれないけれど

それを知らん顔して支えていくことが私達にできることです。

 

”かわいそうな子”や”困っている子”のラベルを貼る仕事はお役所がしてくれます。

私たちにはそのラベルは必要ありませんし、

そのラベルを元に支援するわけでもありません。

 

私達にできることは分け隔てなく声をかけること。

誰の話でも聞いてあげること。

「隣のおばちゃん」に徹すること。

「隣のおばちゃん」のお節介がこれから先も必要なのです。

 

 

「こどもワクワク食堂」はみんなが”居てもいい場所”になれるようにこれからも進化を続けます。

たくさんの方の居場所でありたいと願っています。

大切な子供達が楽しみにしてくれる場所として続けて参ります。

 

 

 

 

次回の「こどもワクワク食堂」

2022年6月25日(土)12時~

場所 国際交流シェアハウス やどかり

神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
お米やお菓子などお配りできそうです。エコバックをお持ちください。

 

 

 

いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。

なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが

「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。

相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。

私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。

自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!

ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!

お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで

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