大学の授業のひとコマで子供食堂の事をお話するチャンスをいただきました。
本当は実際に教室にお伺いしてお話するはずだったのですが
コロナ禍でリアル授業ができずオンラインでの参加となりました。
久々に大学のキャンパスに行けちゃうかも~って期待していたので非常に残念です。
Zoomってさ・・・何度参加しても全然慣れないのよね。
文明の利器を前にして尻込みをするという。。。
気配が感じられない空間って苦手やわ~というバリバリ昭和の人間を露呈しました。
お話した内容は子供食堂を始めたきっかけや現状、利用者が抱える問題、
活動していて良かった事などでした。
Zoomなので話している間の反応がわからなかったので不安だったのですが
最後の質問コーナーでは素直に一生懸命に聞いてくださっていたことが感じられるご質問をたくさん頂き感激しました。
子供食堂のリアルを知らない若い世代にも共感していただけたようでひと安心です。
帰宅後、早速メールボックスに今日の感想と質問事項がエクセルにまとめられて送信されてきました。
仕事が早いっ!!
今、このブログを書きながら
その大量の感想文をチェックして、質問に答える~という作業をしています。
いつ終わるんだろ?笑
みんな、ちゃんと聞いてくれてたんだね。
疑問に思ったところはしっかり質問してくれてありがとう!
お母様が学習支援のボランティアをしておられるという学生さんもおられました。
あ~ リアルの授業だったら、もっと楽しかっただろうなぁ。
感想文の中に嬉しい言葉がありました。
「私達にできることを探します」
そうやねん。
誰かを手伝うこともひとつだけど、自分でできることを探すことも大切です。
「アナログ広報だけでなくて、SNSなどをもっと活用してデジタルの広報にも力をいれるべき!」
痛いところを突かれました(笑)
子供相手にデジタル広報はなかなかハードルが高くてさ・・・という言い訳。
”これは隣のあの子にも伝えねば!”と大人の心を揺さぶる広報が必要なのかもしれません。
今回、大学生のお嬢さん達を前にして子供食堂を語りました。
とても良いチャンスを頂けたと感謝しています。
彼女達がこれから社会に出てからの視点や
何年か先に親になった時の動き方で
これからの子供食堂は変わってくると感じました。
私達は居場所としての子供食堂の始まりを作ってきました。
それを彼女達の世代に引き継いだ時にまた新しい絆が生まれるんだろうな。
”貧困”が枕詞であった子供食堂が
”地域の居場所”として進化してきました。
これから、どう育っていくのか?
私も運営しながらその変化を楽しみに観ていきたいと思っています。
今日、話をしながら気がついたことの覚書
子供食堂は”かわいそうな子”や”困っている子”を探すことが目的ではありません。
ひょっとしたら本当に”かわいそうな子”かもしれないけれど
それを知らん顔して支えていくことが私達にできることです。
”かわいそうな子”や”困っている子”のラベルを貼る仕事はお役所がしてくれます。
私たちにはそのラベルは必要ありませんし、
そのラベルを元に支援するわけでもありません。
私達にできることは分け隔てなく声をかけること。
誰の話でも聞いてあげること。
「隣のおばちゃん」に徹すること。
「隣のおばちゃん」のお節介がこれから先も必要なのです。
「こどもワクワク食堂」はみんなが”居てもいい場所”になれるようにこれからも進化を続けます。
大切な子供達が楽しみにしてくれる場所として続けて参ります。
引き続き応援をよろしくお願いいたします。
月に一度ではありますが、
いつもの笑顔に会えることを私達も楽しみにしています。
なかなか、ゆっくりとお話ができる状況ではありませんが
「こどもワクワク食堂」はみんなの居場所として活動を続けています。
相談事などありましたら、遠慮なく個人的にご連絡をください。
私の力は微々たるものですが、あらゆるところに連絡を取りまくって対処方法を探します。
自転車で走れる範囲ならばお米を積んで駆けつけますからねっ!!
ダイジョウブ!! 何とかなるから。何とかするから。一人で抱え込まないでくださいよ!
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆
「こどもワクワク食堂」今後の予定(変更する場合があります)
2021年6月26日(土)12時~
場所 国際交流シェアハウス やどかり
神戸市兵庫区中道通2-2-11
(兵庫警察署南、新開地駅・湊川公園駅より徒歩約10分)
予定変更の場合はFacebook等でお知らせいたします。
カレーを一緒に頂きましょうね。
子供無料、大人500円プラス(お気持ちをお願いいたします)
のりこママのmy Pick