薄曇りの日曜日。
ぶらりとお散歩に出かけました。
我が家が深呼吸したい時に出かける場所のひとつです。
須磨離宮公園。
今は特別な催しも無いし、特に花が咲いているわけでもないのにたくさんの人で賑わっていました。
暑さも去って、過ごしやすい季節になってコロナも表向きはひと段落したのか?
みんな、飽きてきたのか?笑
そりゃ、お出かけしたいよね。
いっぱい我慢してきたもんね。
マスク外して深呼吸したいよね。
春先に出かけた時には行くことができなかった和室前のお庭にも行ってきました。
離宮公園の中でこの場所が一番好きです。
平屋建ての大きなお屋敷の前に広がる芝生の庭に座って空を眺めていると
小さなあれやこれやがどっちでも良く思えてくるから不思議です。
お散歩途中に意外なお花に出会いました。
遠目に見ると梅?桜?
まさか、こんな時期に咲くなんて?
狂い咲き??
近くに行ってみると”ジュウガツザクラ”というお名前の桜の花でした。
今年の春は桜は咲いていたけれど観たのだか、観てないのだか?
ゆっくりとお花見をする心情でもなかったことを思い出しました。
お花見できなかった埋め合わせができたような気分です。
なんてラッキーなんでしょ💕
ソメイヨシノと比べると小さな花姿ではありますが
周りにお花の無いこの季節になかなかの存在感です。
淡いピンク色のかわいいお花に来年のお花見への期待が膨らみます。
来年の春は賑やかにお花見ができますように。
いつの間にか季節は進んでいます。
お花達は人間の右往左往に関係なく、自分の順番が来たらちゃんと咲いてくれています。
人間も時間の流れにゆるりと身を任せてみたら、また違う景色も見えるのかもしれません。
あれもしなきゃ・・・これもしなきゃ・・・
何をそんなに焦ることがあるのでしょうね。
この2020年は一日という時間を丁寧に過ごすことを学ぶ一年なのかもしれません。
空の青を見上げて、心地よい風を感じて、手元にある花の美しさを愛でる時間。
残りの数か月も大切に過ごして参りましょう。
立ち止まることの大切さも教えてもらった気がします。