2020年8月30日(日) 三宮研修センターの会場参加とオンライン参加
「居場所」サミットに参加してきました。
久しぶりのリアル講演会・・・何だかとても新鮮でした。
オンラインでセミナーができるようになって、とても便利にはなりましたが
ライブと同じく、やっぱりその”場”の空気感は実際に参加しないと感じられないものです。
私はリアルの方が好きやなぁ。
子供食堂はもちろん、たくさんの”居場所”と言われている活動が休止に追いやられています。
”密”を避けての活動が難しい中、
それでも試行錯誤を繰り返しながら各々のできることを続けているパワーを感じて勇気をもらいました。
今、私達にできることは”繋がり続けること”なんだと
大いに腑に落ちたサミットでもありました。
そして、今、私達が暗中模索ながらも続けていることが
これからの”ウィズコロナ時代”に必要とされていくのだと
背中を押してもらったように思えます。
湯浅先生の講演はいつもながら歯切れのよい語り口で聞いていても気持ちが良いです。
常日頃、私自身が活動しながらも上手に表現できない想いを全て言語化してくださる気持ち良さです。
先生のお話をお聞きしていると
今、私が悶々としながらも続けていることに対して「だいじょうぶ!!OK!!!」と承認を頂けたような気がして嬉しくなってしまいます。
基本的に私達が運営している「子供食堂」にひな形はありません。
それぞれの団体がその地域のニーズを受け止めて自主的に運営しているので
本当に様々なスタイルがあって「これ!」と言い切れる形はありません。
コロナに振り回されている今もそれぞれができることを細々と続けているのです。
「こどもワクワク食堂」も通常の食堂運営ができず
お米やお菓子などを配りながらこれまで築いてきた関係を繋いでいます。
子供食堂は「繋がる場所」なのです。
子供達だけではなく、その子達のパパやママも
近所のおじちゃんやおばちゃんも
みんなが繋がることができる場所として
これからも存続していこうと気持ちを新たにしました。
ご飯を一緒に食べるだけじゃないのです。
そこに行ったら、誰かがいてくれる場所。
話を聞いてくれる人がいる場所。
オンラインではなくて、リアルに誰かに会える場所。
これからの子供食堂がどんな形態になっていくのか?
過渡期でもある今、「これ!」と言い切れるものはありません。
ただただ、今思いつくことを、今できることを続けていくことが必要なのでしょう。
この時代に生きている私達だからできることがきっとあります。
おすそ分け会のたびにニコニコの笑顔で集まってくださる皆様のために
これからも大切な居場所を守るべく
コツコツとできることを続けて参ります。
今日はフェリシモさんから嬉しいプレゼントもいただきました。
全国の皆様から寄せられた手作りマスクのそれこそ”おすそ分け”です。
ひとつ、ひとつ丁寧に作られたマスクには
作ってくださった方の温かなお気持ちが込められています。
大切なマスクをお譲り頂きありがとうございます。
今度は私の手からこの温かなお気持ちを必要な方にお配りいたします。
コロナで大変なことも山盛りあるのですが
逆にコロナという状況になったからこそ気がついたこともたくさんあります。
今まで”当たり前”だと思っていたことが、いかに”ありがたい”ことだったのか。。。。
その気づきから生まれた温かな思いやりの輪が
それぞれの居場所から広がっていきますように。