子供食堂のお休みも3か月になりました。
こんなことになるなんて夢にも思っていませんでしたよ。
食堂ができなくても、来てくれていた子供達のことが心配で
昨日の土曜日は3回目のフートパントリーを開催しました。
曇りの天気予報をけ飛ばすように裏切ってきれいに晴れ渡った五月晴れの空!
本来ならば、「こどもワクワク食堂」4年目をお祝いする日だったのにね。
いつもの食堂ができなかったのは残念でしたが嬉しいこともありました。
告知時間の少し前に準備のために公園に向かうと
向こうから嬉しそうな顔で走ってくる少年達・・・
「おばちゃ~~ん!! 朝からずっと遊んで待っててんで!!!」
いつも食堂に来てくれる子供達が元気に待っていてくれました。
準備をする私達の横でお休み中のことをたくさん報告してくれました。
みんな、元気で良かったよ。
次々に懐かしい笑顔が列を作ってくれました。
「食堂は今度はいつ、あるん?」
「カレーが食べたいなぁ」
いつも来てくださるママさん達も
「会えてホッとしました~」と言ってくださいました。
「こどもワクワク食堂」は間違いなく4年の時間を積み重ねてきたのです。
目には見えなくてもその間に紡いできた大切な絆がありました。
今回のコロナ騒動は大変なことがたくさんありましたが
そんな今まで見えていなかったことを気づかせてくれるきっかけにもなったように感じます。
知らないうちに、ちゃんと皆様の居場所になれていたのですね。
お越しくださった皆様の笑顔にまた食堂でお会いできるように
今後の食堂運営を考えていきましょう。
子供食堂を始めた時も何もわからないところから、右往左往しながら七転八倒しながら手探りで形を整えてきました。
4年目を迎えようとする頃にやっと「こどもワクワク食堂」らしい形ができあがりつつあったのに
また一から出直しのようですね。
悔しいけど、これもマイナーチェンジをしなさいという天の声かもしれません。
もう一度、最初から手探りを始めればいいのです。
もう一度、七転八倒してみたらいいのです。
右往左往しているうちに、今までよりも良い形が見つかるような気がしてなりません。
今回、準備段階でたくさんの方のご協力をいただきました。
お菓子を送ってくださったり、直接お持ちいただいたり。
日毎に袋の中身が色鮮やかに充実していき感激でした。
ネットの検索で食堂の存在を見つけてくださってお菓子をお持ちくださった方もおられました。
匿名で寄付を送ってくださった方もおられました。
皆様が声を揃えて「子供達の笑顔のために」とおっしゃいます。
ありがたいことです。
本当に感謝しかありません。
皆様の温かなお気持ちの受け皿になれていることにも感謝いたします。
次回の子供食堂は社会の状況やお借りしている教会施設のご都合などを考慮し検討いたします。
改めてご案内いたしますのでしばしお時間をくださいませ。
緊急事態宣言は解除されましたが、くれぐれも油断することなくお気をつけてお過ごしください。