今日、私宛に郵便物が届きました。
中には繰り返し使える布製のマスクが入っていました。
送ってくださったのは大阪で子供食堂を取りまとめてくださっている方でした。
「子供食堂」を運営しているメンバーそれぞれに発送してくださったようです。
会えなくても「がんばれ!」って言っていただいているように感じて嬉しくなりました。
先日はいつもお世話になっているフードバンク関西様から大量のマスクをご提供いただきました。
次回、5月23日(土)の「青空こどもワクワク食堂」の時にお米などと一緒に皆様にもお分けするつもりです。
アベノマスクは未だに届きませんが
「がんばれ~!」の思いが詰まったマスクが2か所からも届いて感激しています。
「子供食堂」と言っても、それぞれの地域や運営者の思いによってカラーは様々です。
運営の方法も集まる人達も様々で「これが子供食堂」と説明できないくらいにみんな違います。
子供食堂の形は色々であっても、その元になっている気持ちは同じなのですよ。
独りぼっちでご飯を食べている子、マジで食べる物が無くていつもお腹が空いている子、
学校の給食で食いつないでいる子、十分に食べる物はあるけれど寂しい子・・・・
「子供が一人でご飯を食べている」という現状を知った時、カルチャーショックを受けた私です。
子供は家族の中でご飯を食べているのが当たり前だと思い込んでいた自分の世界の狭さを思い知りました。
色んな事情がありますから、”一人でご飯を食べている子”=”かわいそうな子”ではないこともわかってきました。
その子にとってはそれが当たり前なことで”かわいそう”と言われることは心外でしょう。。。。
”かわいそう”とは違うけれど、ひとりでご飯を食べている子に何かできることはないのかな????
私が子供食堂の運営を始めたきっかけは小さな気づきからでした。
子供達のために”なにか”がしたい・・・
子供食堂を運営している人達の最初の一歩だと思います。
別にその”なにか”を提供しなくても子供達は大人になれます。
余計なお世話だと言う人もいます。
お節介であることは、私達も十分承知しております!
お節介だと言われても、自己満足やろ~と言われても
私達は自分の気持ちをそのままに行動に移しただけのことです。
それが「子供食堂」という形になりました。
そして、「子供食堂」はいつの間にか子供達だけでなくみんなの居場所になってきました。
今、そのみんなの居場所が通常の運営ができず、それぞれに活動を模索しています。
私も「青空こどもワクワク食堂」で物を配りながらみんなの安否確認をするのがやっとの状況です。
子供達の「こんにちは!」の元気な声や「会えて良かった」と言ってくださるママ達の姿に安堵しています。
今月はお米等と一緒にこのマスクもお渡しできることが楽しみです。
自粛要請が緩くなるような報道もありますが、まだまだ安心できません。
この頂いたマスクに「もう少し一緒にがんばろうね!」の気持ちを託しましょう。
ひとりでがんばるのは辛いけど、みんなで励ましあってもう少しの間我慢しましょうね。
一日も早く穏やかな日常が戻りますように。
「青空こどもワクワク食堂」
2020年5月23日(土) 11時~12時頃まで
場所 御旅公園(神戸市兵庫区大開通6-4)
お電話でのお問い合わせは070-5463-8902 まで
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