「青空こどもワクワク食堂」を開催しました。
2020年3月28日(土)
本来ならばいつもの場所で「こどもワクワク食堂」を開いて、おいしいおかずがたくさん並ぶはずでした。
ボランティアのスタッフさんがたくさん集まってくれて
みんなでワイワイ言いながら調理をして
たくさんの人が「おいしいね」って食べてくれる笑顔を見ることが嬉しくて、楽しくて。
そんな日々が当たり前だと思っていました。
でも、世界的なコロナウィルス蔓延の脅威の前に
その当たり前だった日々が何物にも代えがたい幸せな時間であったことを思い知らされました。
「こどもワクワク食堂」は
子供達だけではなくて、
私達、ボランティアスタッフにとっても大切な居場所だったのです。
食堂ができなくなって、それでも来ていてくれた子供達のことが気になって
何かできないかと悶々と考えていました。
公園ならば・・・
広い開放的な場所ならば・・・
作るのではなくて購入した物を配るのであれば・・・
「こどもフェスタ食堂」さんとのコラボ企画として実現したのが今日でした。
ご協力くださった皆様、ありがとうございました!
実は直前まで迷っていました。
このコラボ企画を立ち上げた時とは状況が恐ろしいほど変わっていました。
広い公園とはいえ、みんなを集めることが本当に良いのだろうか?
迷って、迷っての開催となりました。
おにぎりを発注したコンビニの店長さんからは直前までキャンセルOKという優しいご連絡も頂きました。
迷ったけど、今回は開催して良かったです。
子供食堂は独りぼっちでご飯を食べている子供達のことが気になって立ち上げました。
食堂が開催できなくなって気づいたことは
子供食堂が単にご飯を食べるだけの場所では無かった・・・・ということなのです。
(今さら~かもしれませんが^^;)
子供食堂は子供達に「ひとりじゃないよ」と伝えられる場所です。
ここに来たら、みんながいるからね。
独りぼっちじゃないからね。
ここに居てもいいんだよ。。。。
人って、誰かがそばにいてくれると思うだけで安心します。
ダイジョウブだよ!って声をかけてもらうだけで安心できます。
私達にできることなんて本当に小さいことかもしれないけれど
何の役にも立たないかもしれないけれど
「ひとりじゃないよ!」と伝えたいです。
いつ終わるとも知れない日々が当分続きそうな予感ではありますが
みんなで支えあって乗り越えられたらと思います。
そのためにも、今は辛いかもしれないけれど必要以上に外出しないこと。
人に会わないこと。
それしか無いのです。
症状が無くてもキャリアの可能性はあります。
大切な人に移さないためにも家の中で過ごせる内容を考えて過ごして参りましょう。
それでもお腹は空くので・・・
何かしらの策を講じて、また今日のようにホッとできる時間を過ごせたらと思っています。
人に会うなと言いながら
何かできないかと思い悩む・・・・
この葛藤もいつの日か懐かしく思い出す日が来ますように。