「障害者のママ達のお話お茶会」6月~ハナマルあげる | ネコのつぶやき

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馬場俊英 - いつか君に追い風が

 

 

 

 

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月に一度の「障害者のママ達のお話お茶会」の日でした。

”最近、子供がらみの悲しいニュースが多いよね・・・”という話題でスタートしました。

園庭からは近所の保育所の子供達が遊ぶかわいい声が聞こえてきます。

私達、大人は子供達のために何ができるんだろ?

自問自答の答えはいつまで経っても出てきそうにありません。

 

 

 

 

少し前に流れてきたツイートに大きく頷いたことがありました。

 

「家事はマイナスをゼロに戻す仕事」

 

長年、主婦をしてきて、時折感じる何とも言えない空虚感はこれだったのね。。。。

 

 

 

世間の大方は”ゼロをプラスにする”ことに価値を感じています。

そこに報酬が発生したり、賃金を貰えたりするわけですわ。

 

私達、散らかった部屋を掃除してもマイナスをゼロに戻しただけで成果がわかりにくい。

晩御飯を作るってプラスじゃないの?

あっという間に食べて無くなって後片付けが残るからマイナスじゃん。。。

お皿を洗ってゼロに戻る。

 

プラスになることで得られる達成感が無いのよね。

どんだけ動きまくってもゼロに戻しているだけ。

ゼロが当たり前だとみんな思ってるから誰も褒めてくれない。

(別に褒めてもらいたくて主婦やってるわけじゃないけど)

 

ましてや、働きながら主婦もしてママもしてる人達のメンタルの大変さって半端じゃないと思うんだけどさ。

子供が小さい頃なんて、一日中、誰とも人間らしい会話をしないままに赤ちゃん語だけを話して終わるなんて普通だし。

 

 

 

ママの辛さは誰にも認めてもらえない辛さやな。。。。

今日のお茶会の結論はこちらですクラッカークラッカークラッカー

 

 

 

それで納得してもダメなのですよ。

じゃあ、どうする?

今日、来てくださった方とお互いにお互いのことを褒めましたわよ。

 

そうなの。

ちょっとした一言で気が済んだりするの。

「大変でしょ」っていう一言で自分のことを少しでもわかってもらえていると安心するの。

「がんばってるね」っていう一言で認めてもらえた気がするの。

「大丈夫だよ」って言われたら、きっと泣きそうになるのです。

 

 

 

先日、道を歩いていたら胸の奥がキュッとなる光景に出会いました。

 

泣き叫ぶ小さな男の子と、その手を振り払って完全にブチ切れてる若いママ。

何があったかはわかりません。

ママの気に障ることを彼がしてしまったのかもしれません。

 

通り過ぎた二人の背中を見送りながら若いママに心の中でエールを送りました。

 

わかるよ。。。どうしようもないくらいに何をしたらいいのかわからないこと。

こんな大声で怒りたくないけど、その声しか出ないこと。

その声は子供じゃなくて、自分自身への怒りの声でもあること。

 

 

どんなに子供がかわいくても、どう対処したらいいのかわからない時ってあります。

ママに心の余裕が無いと益々、”その時”が増えてきます。

誰かに愚痴をこぼしてみても

「そんな時もあるよ~」とか「そのうち楽になるよ」とかいい加減な答えしか返ってこないし。

 

そのうち・・・っていつ来るの?

楽になる・・・っていつなれるの?

 

 

ママが欲しい言葉はきっとそんな言葉じゃないの。

 

 

ただただ、「わかるよ」って寄り添ってほしいんだろうな。

マイナスからゼロに戻す作業を延々と繰り返していることを誰も認めてくれないから。

 

 

 

色んな背景があって、いろんな事情もあるので

それこそ、対処法は様々かもしれません。

 

でも、少なくとも、今日の私達が出した結論は

「時々でいいから、自分で自分のことを褒めてあげよう」

「ワタシ、すっごくがんばってるよ!!」って自分のことをハグしてあげよう。

誰も褒めてくれなくても、自分ががんばったことは自分が一番よく知っているから。

 

 

ついつい自己嫌悪に陥るのもわかります。

誰かと比べて劣っているところばかり目立って見えたり

できないことばかりを思い出しちゃったり

なんで、私はこんなことができないんだろ・・・って嘆いてみたり。

 

そんなん、どっちでもいいねん!!!

 

キッチンに汚れたお皿が溜まっていても

部屋の掃除ができていなくても

ついつい大声で子供に喚き散らしても

今日できることはここまで!って線を引いちゃっていいのよ。

 

 

 

ずっと走り続けているママ達が少しでもホッとできる時間がありますように。

あれもこれもとどれだけがんばっても終わらない仕事にめまいがしそうなママ達が

少しでも笑うことができますように。

そして、モヤッと溜まってきたら吐き出す場所がありますように。

 

 

「障害者のママ達のお話お茶会」は”障害者の~”とありますが

ご興味のある方ならばどなたでもご参加ください。

 

ママ達がホッと一息つく場所です。

ママがワタシに戻る時間です。

そして、自分自身にハナマルをあげる時間です。

 

 

今日一日がんばった自分にハナマルをあげてください。

 

 

 

次回のお茶会は

「障害者のママ達のお話お茶会」 7月
日時    2019年7月19日(金)10時~12時
場所    カトリック兵庫教会
       神戸市兵庫区塚本通4-4-4
       (JR兵庫駅、神戸高速鉄道新開地駅、大開駅から
       徒歩10分)
参加費   500円

 

 

 

 

月の「こどもワクワク食堂」のご案内

 

6月22日(土)12時開店「こどもワクワク食堂」 子供無料、大人500円

 

 

 

次回の「障害者のママ達のお話お茶会」は7月19日(金)10時~です。

「障害者のママ達のお話お茶会」のお申し込みは
070-5463-8902 まで
「お茶会に行きたいです」とお電話ください。
メールのお申し込みはこちらまで →☆お申込みフォーム☆