花の街 唱歌
たまたま聴きに行った某合唱団の定期演奏会で
”みんなで一緒に歌いましょう”のコーナーがありました。
そこで選曲されていた歌が「花の街」です。
これは亡くなった父が大好きな歌でした。
「いい歌やろ」と言いながら
幼い私に何度も歌ってくれた思い出の歌です。
この詩の舞台は神戸の景色です。
作詞をされた方が行ったことはないけれど、憧れていた神戸を想像して書かれたと
父が教えてくれました。
眼を閉じてこの歌を聴いていると
昔、昔の神戸の町が蘇ってくるようです。
思い出すのがモノクロ写真の景色の記憶なのか?
それとも私の中の実際の記憶が色あせているのか?
街並みはなぜかセピア色で思い出されてくるから不思議です。
どうして、色鮮やかな景色じゃないんだろ?
奇しくも、明日は3・11の日・・・
1・17の記憶と共に忘れられない日、忘れてはいけない日。
東北の皆様、神戸の地からお祈りしています。
美しかった故郷の街のことを
セピア色の思い出になっても子供達に伝えていきたいものです。
思いがけず再会した懐かしい歌は
私を遠い昔に連れていってくれました。
今の私よりも若い父と母が
やっぱり、セピア色でほほ笑んでいました。
我が家の子供達はどんなことを思い出すんだろう?
ふと、そんなことも考えた春の一日でした。
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