「子供のため」は、誰のため? | ネコのつぶやき

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夢伝説

 

なぜだか朝からこの曲が頭の中をずっとリフレイン


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昨日は数年ぶりに再会した高校時代の友達とランチしました。
彼女は発達障害の息子君と向き合って生きてきた人でした。
 
高校生の頃と変わらない笑顔で屈託なく息子君の話をしてくれる彼女からは
大きな壁を越えたであろう強さを感じました。
親の会の事務局もしている関係でたくさんの方からのご相談も受けるそうです。
 
彼女の口から何度も出た言葉があります。
 
「それは子供ちゃんが望むことですか?」
 
 
発達障害の子供ちゃんを高校に行かせたけど不登校になった………
アルバイトを始めても続かない………
 
様々な質問も最終的にはひとつに絞られます。
 
「それは子供ちゃんが自分で選んだ進路ですか?」
 
 
 
ほぼ、ママが決めたこと。
我が子を何とか世間一般の道に戻したい!と必死になったママの姿が見えます。
 
 
むっちゃ、気持ち、わかるわσ( ̄∇ ̄;)
ママ、心配やもん。
自分が何とかしなくちゃ!って必死やもん。
我が子が他の子と一緒に遊べないなんて思いたくないもん。
我が子が普通じゃないなんて思いたくもないもん。
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
彼女の言葉から私自身が大きな気付きがありました。
 
 
「子供のため~」って必死になってた私は結局、何のために必死だったんだろうね?
あれも、これも、子供達が望んだことだったのかな?
「子供のため」という気持ちはウソではないのよ。
それが悪いって言ってるんじゃないの。

今、改めて振り返って見た時に
彼女の言葉によって大いに腑に落ちる部分がたくさん見えてきた気がします。


もちろん、「子供のため」で例えば行かせたお稽古や塾・・・・
子供の興味を広げたり、体験をさせたりという部分では大いに意味があると思うの。
だから、別にそれが無駄だとかいう次元ではないのだけれど。



私自身を振り返れば
きっと子供ではなくて自分を褒めて貰いたかったんだよね!って気がついて
自分で笑えてきた・・・・
子供がエライんじゃなくて、
「ちゃんとママ、してるね」って言ってほしかったのは他でもないワタシ。。。。



あ”~~~~~~!!!! なんということでしょう(_ _。)
何を変なところでがんばってたんだろうね?
自分でも笑えるけど・・・・
でも、その時は必死だったんだよね。



なっちゃんを見ていて思うのです。
算数、できないけど、困ってないし。
そんな場面が出てきたら、誰かが助けてくれてるし。

英語が大好きななっちゃん。
NHKの子供番組で英語の場面に興味津々で
結構、単語とか覚えてたりするの。
好きなことは本人が勝手に学んでいる・・・の図。


算数ができないと大人になったら困ることがいっぱい・・・・?
なっちゃん、もう十分に大人の歳だけど(困ることもあるかもしれないけど)基本的に困ってない。



ここでまた以前の問いかけに立ち返ってしまうのです。

「普通」って何?
「普通」のレベルって誰が決めたん?
「普通」でないと困るの? かわいそうなの? 不憫なの?


言う所の「普通」にするために子供達に無理強いをしていないのかな?って思うのです。


なっちゃんは、恐らく「普通」に達していないところがたくさんあるけど・・・・
私は、なっちゃんは今のなっちゃんで大好きだし
そのままのなっちゃんでいいと思ってるし。

こんなことをゴチャゴチャ言っている私だって
「普通」かと問われたら口ごもるところが多々ございますのよ。
できないこと、いっぱいあるもん!(自慢するわけじゃないけど)


「普通」がそんなに大事なのかな?とふと思う。
その”普通”に達するために、ママに褒めてもらうために
それが”当たり前”って言われるから何となく続けているケースもあるだろうし。



私自身は子育て真っただ中の時に気がつかなかった「こどものため」の意識。
全部を否定するわけじゃないの。
時々、そっと自分を振り返ってみるのも大事かなぁって。
自分ができなかったのに偉そうに言えるモンでもないけれど。

できないことがいっぱいあっても、それが「その子」そのまんま。

今、必死でトレーニングやら何やらで子供のお尻を叩いているママ達に
ちょっと手を抜いてみてもいいんじゃないかとお声をかけてみたい心境です。
そんなにママががんばらなくてもダイジョウブなんだよ。
逆にがんばりすぎちゃうから空回りしちゃうのかもしれない。

がんばっちゃう気持ちがとても良くわかるし
実際、がんばりすぎちゃった私が悔恨の思いと共に
「手を抜こう」と言ってあげたいママ達がたくさんおられます。



その子の生きる力を信じてあげて。
算数ができなくても、生きていけるから。




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