未来へ - Kiroro(キロロ)
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今日は長男君のお誕生日です。
とっくに成人して家を巣立っていった彼が
今日と言う日をどのように過ごしているのか知る由もありませんが
何年経っても昨日のことのように思い出す日です。
⇒ 長男君の誕生日の思い出の過去ブログはこちら ☆

子供が生まれた日の事って鮮明に覚えています。
その日のお天気や空の色やその日、生まれるまでにしていた行動とか
鮮やかに蘇ってきます。
新しい命がこの世に誕生した日でもあり、
私がママになった記念すべき日でもあり。。。
今度、6月11日(日)午後から神戸で「かみさまとのやくそく」の上映会があります。
仲良しのじゅん呼さんが主催されるので私も応援しています。
胎内記憶を語る子供達のドキュメンタリー映画です。
”みんな、ママを選んで生まれてきたんだよ~”っていうメッセージを伝えてくれる内容です。
私自身、長女のなっちゃんがダウンちゃんであることも含め
この映画の趣旨には非常に感動した一人でもあります。
3人の子供が私の元へ来てくれた・・・選んでくれてありがとう:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
私の中でストンと腑に落ちた内容だったからこそ、
一人でも多くの方に観て頂きたいと願っています。
ところが、先日、全く真逆のご意見を聞く機会を頂きました。
「子供がママを選んで生まれてきた・・・って言える人はシアワセですね」
ドキッとしました。
そして、いろんな想いがあることに気づき
一方的に「いいよ~、見てね~」って気楽に薦めていた自分に喝をいれました。
その方の想いも一理あるんです。
全否定しているのでキツイと感じられるかもしれませんが
私には反論できませんでした。
「この親の元に生まれて来なければ、もっとこの子は違う人生だっただろうに・・・って不憫に思える子がいるじゃないですか?」
「それでも、そのひどいことをする親をその子が選んで生まれて来たって言えるんですか?」
過去に聞いてきたたくさんの事例が頭をよぎりました。
虐待されている子、親に殺された子、愛されずに育った子・・・・
その子達も選んだのです。
胎内記憶を語る子供達の言うことを信じるならば
自分を殺すかもしれない親を自分で選んだのです。。。。
私には何も答えられませんでした。
どんな言葉を並べてみても憶測でしかありませんもの。。。
悲しい現実を前にしてきれいごとを並べて説明することほどむなしいことはありません。
全てに意味があるのかもしれないけれど
その言葉では納得できないくらいに辛い現実を背負っている人もたくさんおられます。
全て自分が選んできたこと・・・と言いきれない辛さがあります。
うまく説明できないけれど
命の重さと人生の深さを教えられた気がします。
本当に様々な受け取り方があるのだと知らされました。
ショックではありましたが、片方の側面しか見ていなかった私の目を
違う方向にも向けてくれるきっかけになったことを感謝しています。
それでもね、私は「かみさまとのやくそく」の映画が
必要な人に届くように祈ります。
ショックな人もいるかもしれないけれど
私のようにこの映画のメッセージで救われる人もいるはずですから。
必要な人に必要なタイミングで大切なメッセージが届きますように。
その子はママを幸せにするためにママを選んだんだよ・・・って。
6月11日(日)午後から神戸駅周辺の施設にて上映会です。
詳細はまた追ってお知らせいたします。
「障害者のママ達のお話お茶会」のお申し込みは070-5463-8902 まで
「お茶会に行きたいです」とお電話ください。
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