今日は末っ子君の三者面談があったので学校までいってきました。
お陰さまで進路が決定していたため面談時間は10分で完了しました。
自分の夢に向かって突き進んでもらいましょう。
学校に行くと必ずのぞくお部屋があります。
保健室。
中学の時から何かあると保健室に逃げていました。
とんでもない問題を起こした時も・・・私も保健室に逃げました^^;
先生とお話して随分心が落ち着きました。
高校に入ってからは行くのが時々になったようです。
でも、何かあった時には保健室にこもっていたみたいです。
今日も先生はいつもの笑顔で迎えてくださいました。
「最近、すごく楽しそうです。私もとっても嬉しいです。」
先生の笑顔はキラキラ明るくてステキです。
お話している中で意外な事実を知りました。
中学の頃、時々保健室にお邪魔していた頃の事です。
彼は保健室に来てもベットでは寝ていなかったそうです。
先生の横にちょこんと座ってずっとあれやこれやと話をしていたそうです。
ちょうどその頃、兄ちゃんの大学受験だったり、パパの仕事だったり、家の中が結構ざわめいていた時期だったのかもしれません。
「家族はそれぞれに大変だから、ボクが余分な事を言うとまた余計に心配するから・・・」
彼は自分の胸の内を保健室の先生に一生懸命に話していました。
先生、ありがとうございます。
本来ならば私が家で彼の話を聞いてやらなければならなかったはずなのに。
私、自分の事でいっぱいいっぱいだった・・・あの頃。
彼の事を気にかけていたつもりだったのに・・・全然わかってなかった。
私の代わりに聞いてくださっていたんですね。
ありがとうございます。
先生がおられなかったら、彼は誰に話していたんでしょう?
それを思うと胸がいっぱいになりました。
先生、本当にありがとうございます。
この学校で先生方に守られて、背中を押されて、励まされて、彼は彼自身の道を歩み始めました。
この学校で良かったと今日、改めて思いました。
実は10月に3人目をご出産予定だそうです(妊婦さんに見えないほどすっきりした体型でした)
2学期になると産休に入るので、今日お会いするのがひょっとしたら最後になるかもしれません。
「今日お目にかかれて良かったです」
ステキな笑顔で微笑んでくださいました。
それは私のセリフです。
先生の様な方に出会えた末っ子君はそれだけでも幸せな子です。
そして、私もとても嬉しいです。
元気な赤ちゃんを産んでください。
そしてまた、末っ子君のような生徒のために保健室に帰ってきてください。
いつも怒られに行く学校ですが(笑)、今日は久々に晴れ晴れとした気持ちで帰路につきました。
足しげく通ったこの道もあと何回通るのでしょう。
私にとっても想い出深い道になります。