今日は市街地にお出かけ。

目的地までのショートカットに、いかがわしい店の通りを歩く。
きっと制服のコスプレで迎えてくれるらしき店の看板の相合傘の線を見て、一筆書きは破局になんだよなあと思った。
いっそ黒板カラーに白チョーク様にしたらいいのに。

くたびれたコートで所在なさげに店の前に立つお兄さんに、開けっ放しの店から聞こえてくる豪快な笑い声。

昼に夜の界隈を歩くと、きらびやかな夜の光では見られない、気だるげで雑な雰囲気を隠そうともしない雰囲気が楽しい。



アーケードに入ってしばらくすると、頑張ってイキった格好したものの、人の良いオタクを隠せない若者に声をかけられる。

遡って小学生から社会人に至るまで、下心丸出しのジーサンにくたびれたサラリーマン、コミュ力があると勘違いしたヲタに声をかけられる人生。

熊本に来てしばらく後、アラカンの知人に言い寄られたときは、息子のほうが年が近いんだから、そっち紹介せんかい、と心底思った。

三十代最後の年はバーでオヤと同じくらいの年の、孫もいるじいさんに「一緒に介護施設に入ってほしい」とかワケわからんこと言われて、辟易した。

家庭をほっといた甲斐性ナシのツケは自分で払いな。
寂しさの尻拭いを押し付けるんじゃないったら。


そんなわけなので四十路になったら、もういい年だしさすがに声をかけられないであろう。晴れて卒業じゃあ!…と思った矢先にコレ。
1年と3か月足らずで更新がストップ。

なんでタメ口で話しかけてくるんだ、若者よ。
こちとら(推定)ひと回り以上年上ぞ。
いや、敬語だったらいいってもんでもないが。

年を知ったら圏外だろうに、人を見る目がないなあと思いながら、愛想笑いでさっさと歩き去った。



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