こってりかと思ったらあっさり。
麺が春雨でめっちゃヘルシー。
セットはミニ馬肉丼と辛子れんこんつき。
前回は食べられなかった熊本の郷土料理、初日で網羅した。
今回の旅は、珍しく人と会う予定が入っていた。
それも不思議なご縁。
いつもお世話になっている美容院で、熊本の話をしたらお知り合いに繋げてくださって、旅の初日から「はじめまして」とお会いすることになった。
お客さま以外、初対面ではほとんど話さない私の仕事にまつわることを話したのは、初めてかもしれない。
それだけでなく、うすうす感じていた仕事の本質や、自分が言葉にしていなかった想いも出てきた。
今の仕事は「抵抗してもやることになる」「何をやっても結局もどってくる」という、流れに流された結果に過ぎないのに、「自分で選んだ道」とするのに違和感があった。
「何かは決めた」からここにいるはずなのに、どう表せばいいかもわからないから「『自分で選んだ道』と決めたことにしている」という居心地の悪さ。
だけど今日、話を聞いていただいて、私が選んだのは「引き受ける責任」だったと知る。
もう、それがわかっただけでも個人的に旅の８割が終わったと言っても過言ではないくらい、自分の認識との深いズレが修正された。
それにしても、伝えたいことほど、それが深いほど、うまく言葉にできないのはいつものこととはいえ、独りよがりになってやしなかったかと後でちょっと反省。
とても稀有な時間でした。
本当にありがとうございました。
無意識に、対外的にわかりやすい方、他者の認識できる方に合わせすぎていた。
少しのズレの及ぼす影響は、決して小さくないのだ。
自分の中にあるものを掘り当てなくては。
「そうとも言える」は「その通り」ではない。
外出自粛の影響で、各所の茅の輪がまだ設置されているとは聞いていたけれど、熊本城の加藤神社も例にもれず。
スンスンしたら、茅のいい匂いがした。
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