陽はまた昇る -4ページ目

陽はまた昇る

わたしは  
私なりに  
生きていく  
明日になれば、 
また 陽が昇るから   
時は うつろうものだから




覚えているだろうか 地上に降りた星を

悲しい微笑みを 浮かべた 地上の星


天空の片隅をみあげ 微笑む

かつてひっそりと、しかし力強く

輝いていた 碧い天空


帰りたいのか 懐かしいのか

今となっては 星にもわからない


再び天空で輝くことはない

と知っているから 


地上で新たな輝きが 再生し始める

見つけてもらえるように

みつけるように


でも、光のパワーは はかないほどかすか

そよ風がふいても かき消されてしまいそう


ひっそりと 輝いているだけで いい

一人だけのための 星で いいのだから


碧い天空に 残したひかり 

すべてを 一つに するべきなのだろうか


星は 悲しい微笑みで 今日も またたく








私を 生きていく 

なんと難しいことだろう


そよ風にさえ ゆれる心


人は 一人ではないから

好むと好まざるにかかわらず


複雑にからみあう



でも、そんな現実を受け入れて

私は わたし を生きていく


こころに したがって

こころの 向かう方に


私は わたし だから


私が そう したいから


それで いいんだ って

やっと 思えた


わたし のままで

わたしの 想いは そのままで





今 ここに存在するのは


きのうまでの 私を


上書きした わたし



今度こそ ちゃんと

上書きしたから



昨日までの 私も 確かに

存在する


でも、 今 ここに いるのは

違う わたし…



ひとつの ピリオドを

ちゃんと 打てた わたし



さあ、生きるのよ 

わたし 自身の 時を



 


都会の夜空 たまにみると

なんだか 懐かしい 気持ちになる


なぜなんだろう


生まれ育った 空気が

記憶の 奥底に 刻みつけられて

いるのだろうか


わたしの 原点

なんだか 細胞が 

活性化するようだ


私を 形成した 年月は

今では 遠い 昔の

ほんの 一部分


でも、今の私は その

時の 中に 存在するんだな、って

改めて 感じた。


ビルの 屋上から

都会の 明かりを ひとり

眺め


とおい 昔の 

私の 原点を 思っている









ねえ、覚えているかしら

わたし 色が かわるのよ、って



そう、 かわっている ところ


煌めく 星々が 

ひとときの 眠りにつく

夜明け前の 白んだそらいろ


陽のひかりが ひとすじ 

ほんのり そまる あかつきいろ


そう、 夜明けは もうすぐ 

















はてしなく

深い 闇に 

暁の ひかりが

ひとすじ



時は めぐり

あしたへの 扉が

光を はなつ



始まりの 日

どんな 出会いが 

あるだろう



前を向いて

さあ、一歩

勇気を だして

光の なかへ


漆黒の やみに 満天の星 

痛いほど 星々が 煌めく 


煌めきが ひとつ 消えても

星空は 変わらず 輝く



煌めきが ひとつ 消え

融け始めた 心は 再び 凍えた


凍える心を 温めてくれた

優しい 星の まなざし


あたたかく 見守ってくれた

優しい 星の まなざし




凍えた 心で 夜空をみつめ

ただ ひとつの 煌めきを

満天の星の 中に さがす



もう、泣かないって 決めたのに

わたしの なかには

涙の 源泉が あるのだろうか


ようやく こころが おだやかに

なってきて 


再生 しようと し始めた 

まさに その 時に…



通わぬ 心の もどかしさ

涙は つきることなく 溢れ続け


心は 固く 凍りつく