昨年のゴールデンウィーク帰省した際、ばあちゃんちの居間の前の木etcには毛虫がいっぱいいました。
詳細は ⇒ コチラ
今年、その木の葉っぱに止まっていたのは毛虫じゃなくって、なかなかかっこいいいもむしでした。
![$むーきんぐといっしょ-葉っぱの裏に潜んでいたイボタガの幼虫](https://stat.ameba.jp/user_images/20120518/09/silktrees/42/69/j/o0200015011979029366.jpg?caw=800)
葉っぱの裏に隠れていますが……こっちを見てます。
とっても鮮やかな模様かつ、よれよれだけど、すっと伸びた角が格好いい!
昨年その木にいたのは、同じようにすっと白い長い毛をもつ毛虫でした。
むーきんぐをおばあちゃんと畑にいたむーきんぐを呼んで、見せたところ、「さわる~♪」といい出しました。
どうしようか、手のひらにのせてみようかと思ったのですが、それまでの観察で、
この芋虫くんの、強そうな顎と
![$むーきんぐといっしょ-前と後ろの長い角がかっこいいいイボタガの幼虫](https://stat.ameba.jp/user_images/20120518/10/silktrees/55/63/j/o0200015011979051377.jpg?caw=800)
葉っぱをしっかりと掴む、爪のような足に怖気づいたのは、私の方で、「あぁ……、また後にしよう」と言ってその場をごまかしたのでした。
やっぱりはじめて見る芋虫だと、毒針などが心配です。(本当は意気地なしの親。)
![$むーきんぐといっしょ-残り半分の葉っぱを食べるイモムシ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120518/10/silktrees/a3/f4/j/o0200015011979051392.jpg?caw=800)
このあんよに注目!太くて力がありそうです(つめがある?)。
握ったら離さない!的な迫力があります。
![$むーきんぐといっしょ-イボタガの幼虫](https://stat.ameba.jp/user_images/20120518/10/silktrees/e5/47/j/o0200015011979051378.jpg?caw=800)
すっと伸びた黒い数本の角はとってもかっこういいのですが、よく見ると縮れています。
何か意味があるんでしょうね。きっと。
今回も大発見がありました。
この芋虫は、モンシロチョウの幼虫の青虫と違って、とってもお行儀がいいんです。
青虫はキャベツの美味しいところを手当たり次第食い散らかして、おばあちゃんの怒りを買っていますが、よくご覧ください!
このイモムシは、葉っぱの半分をきれいに食べてしまってから残りの半分を食べはじめているんです。
上の方の葉には、若干幼齢の若い仲間がいました。
葉っぱの食べ方に注目!
主脈に沿って半分をきれいに食べ進んでします。
![$むーきんぐといっしょ-葉の裏に身を隠すイボタガの幼虫](https://stat.ameba.jp/user_images/20120518/10/silktrees/46/b3/j/o0200015011979066854.jpg?caw=800)
イモムシハンドブック
イモムシハンドブック 2
GWの帰省中、毎日むーきんぐと一緒に観察しました。
大した変化がないので、むーきんぐの関心は大して高くありませんでしたが。
![$むーきんぐといっしょ-ワラビ採りのむーきんぐ](https://stat.ameba.jp/user_images/20120518/10/silktrees/e9/85/j/o0200015011979078469.jpg?caw=800)
おばあちゃんと3人で楠本渓流自然公園に遊びに行った帰りに道端で蕨(ワラビ)採りをしたときに、昨年のGWに大発生していた毛虫を発見しました。
イネ科の雑草の細長い葉っぱの上で、脱皮した直後らしく、葉っぱと一緒に風に揺られていましたよ。
今年はこの辺で大発生しているらしく、あちこちの葉っぱにとまっていました。
自然豊かな田舎に帰るたびに、福島原発周辺の自然のことが頭に浮かび、悲しくなります。
迷惑を被っているのは、人間だけじゃないんですよね。
福岡に帰ってから、すぐ、撮影したデジカメの画像を見ながら「イモムシ」図鑑で、
今回の幼虫を調べました。
うっかり見逃してしまうところでしたが、p70の「3齢虫」の写真で、「イボタガ」の幼虫であることがわかりました。
この本でイモムシを探すときは、「掲載種一覧」のページだけでなく、個々の種の掲載ページも見たほうがよさそうです。
各幼齢中の写真が載っているものもあるからです。
私が「あった!これじゃない?」とむーきんぐに聞くと、むーきんぐは「むーきんぐがみつけるんだったのにぃっつ!!」と言ってすねてしまいました。
一人っ子のせいか、我が強くで困ります。
このイボタガの成虫が地味な色ながら、惚れ惚れするくらい美しいのです。
「イボタガ」の画像検索で是非ご覧ください。
イボタガはサナギで越冬して、羽化するのは翌春なのだそうです。
次回帰省したときは、サナギを探してみようと思っています。
ポータブルで色んなイモムシを調べられる図鑑で、とっても便利!第2巻も出てます!
イモムシハンドブック
イモムシハンドブック 2