ちょっと前の記事なんですが、劇団☆新感線の『神州無頼街』を観たあと(感想はこちら)、実はこんな映画も観ていました。(^^;;
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【作品紹介】
三浦大輔の作・演出、「Kis-My-Ft2」の藤ヶ谷太輔主演で2018年春にシアターコクーンで上演された舞台「そして僕は途方に暮れる」を、舞台に続き三浦と藤ヶ谷のタッグで映画化。三浦がメガホンを取り、藤ヶ谷が裕一役で主演を務めた。
【あらすじ】
自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一(藤ヶ谷太輔)には、長年同棲している鈴木里美(前田敦子)という恋人がいるが、あることをきっかけに彼女を裏切ってしまい、里美と話し合うこともなく家を飛び出してしまう。親友の今井伸二(中尾明慶)、バイト先の先輩・田村修(毎熊克哉)、学生時代の後輩・加藤(野村周平)、姉・香(香里奈)、母・智子(原田美枝子)のもとを渡り歩く裕一は、バツが悪くなるとその場を離れ、あらゆる人間関係から逃げ続けていく。そんな中、裕一が出会ったのは、偶然に家族から逃げていった父・浩二(豊川悦司)だった。父との出会いにより、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていくが……。
(映画.comを改変)
う〜ん…
勝手に途方に暮れてろ!
ってところかな…?(⌒-⌒; )
いや、というか…
藤ヶ谷くん(演じる裕一)のクズっぷりが本当にイラつくというか、マジで腹が立つというか…(^^;;
(それだけ藤ヶ谷くんの演技や役への入り方がすごい?!^^;)
うん、だからこそ!?
後半の「途方に暮れる」様に見応えがあるのかもしれないんだけど…
その藤ヶ谷くんの「途方に暮れる」っぷりがなんか中途半端で、単なる「自業自得だろ!」としか思えなくて…
しかもね、そのくせ妙に「ほんとは優しい良いやつなのかも?!」と思わせようとするあざとさ?!(ファン対策?σ^_^;)
も鼻について…(ーー;)
そんな優しさがあるなら、なんで彼女(前田敦子演じる里美)や親友(中尾明慶演じる伸二)に対してあんな態度が取れるの?!
と矛盾を感じてモヤモヤしちゃったんですよね…
いや、これひょっとしたら舞台だったなら、役者さんたちと観客との間にある「同じ空気を吸っている」(!?)という感覚やノリのタイミング的なものもあって、めっちゃ共感したり反発したりできたんじゃないか…とも思えたりするんですよね…
でも、映画って、時間も空間もある意味リアルなものなので、観客はそれをけっこう冷静に?!客観視することができるわけで、ちょっとでもウソっぽいと白けちゃうって…そういうことなのかなと思ったり…σ(^_^;)
というわけで、藤ヶ谷くん演じる裕一にはあんまり共感も反感も抱くことがでかなかったんですが(けっして藤ヶ谷くんの演技が悪いってわけではなく、演出の問題?!)、その裕一になんでそこまで尽くすの?!と思っちゃうあっちゃんこと前田敦子演じる里美(これがいわゆる「ダメンズ・ウォーカー」ってやつ?^^;)や、ほんとの友達ってこういう人のことなのかな…と一瞬思わせる中尾明慶くん演じる伸二には、共感…とはいかないまでも、「うん、わかるわかる!」って思えたりして、引き込まれました。
で、最後は「やられた〜!」って感じ?!
(いや、ある程度は予想できましたけどね…^^;)
あっちゃん、良い女優さんになりましたよね!
(テレビドラマに出ている時には、なんて大根なんだ?!と思ったこともありますが…^^;)
それにしても、トヨエツ(豊川悦司さん)の破壊力、ハンパないですよね!
いや〜!
藤ヶ谷くんもどうせ「途方に暮れる」ならあれくらい極めなくっちゃね!( ̄▽ ̄;)
ということで、トヨエツ演じるお父さんのダメっぷり、クズっぷりと、香里奈演じるお姉さんのスカッとする口上と、エンディングに流れる大沢誉志幸の「そして僕は途方に暮れる」の曲に星2つ!?🌟🌟
と、藤ヶ谷くんの最後の表情と、未来に向けての希望が感じられる?!ラストに星1つプラス!?🌟
で、私的には星5つのうちの3つ🌟🌟🌟ということで…(^^;;
(私も今年はトシさんにならって5点方式でオススメ度を出してみようかな…^^;)
※トシさんというのは、私がよくオジャマする映画鑑賞ブログを書いておられる方です。勝手に名前を出してごめんなさい!🙇♀️💦
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