お客様がメールでご紹介下さいました。
写真集的な大判で50ページも満たない書籍です。
でも、内容がじんわりと心の中に入ってくるのです。
こんなステキな本の存在を知ることが出来て本当に感謝です。
こちらが、その本です。
私はすぐにアマゾンで取り寄せてしまいました。
1500円＋税
内容に触れることは著作権もあり難しいですが、是非少しだけご紹介させてくださいね。
これが最後のページです。
ぼくたちは、たくさんの小さな命を身にまとっている。
その温かさは、お蚕さんのぬくもりだということを。
こちらは最後から2ページ目の一部です。
こちらは、いただいたメールの一部です。
シルクふぁみりぃ様
いつもお世話になります。もう、かれこれ、8年ほど冷え取りをしています。
夏は暑いのですが、この夏の冷え取りをしっかり汗をかきつつやっていると
10月11月ごろの冷えが違ってきます。
心の毒出しとともに、色々なものが軽くなってきています。
さて、私は学校図書館で司書として働いています。
同期の人から、こういうのもいいなって思って・・と紹介されていた本が
たまたま、お蚕さんの本でした。
地場産業は学生服では有名な場所ですが、山里もあって、
大きくはしていないですが、お蚕さんを育てているという方も
いらっしゃいます。
そういう事もあって、良かったなと思いました。
私個人も、見て見ると実際の生糸が出来るまで、また真綿が出来るまでが
写真で綺麗に見れるので、とてもよかったです。
そして、はちみつ同様に本当に、たくさんのお蚕さんの「命」を
頂いているということを知ります。
よかったら読んでみてくださいね。
こちらでご紹介されている生糸生産者の方とは違うかもしれませんが、
実際を知らない人にはすごく神秘的です。
アリス館の本は写真本が多いのですが、実際のイメージがとても伝わりやすく
温かさを感じるんです。
では・・・。いつもありがとうございます。
題名 お蚕さんから糸と綿と
著者 太西暢夫
出版社 アリス館 2020年出版
この本とご縁をいただき、著者さんにお会いしたくなりました。
私も彼女に、返信させていただきました。
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お客様へ
「お蚕さんから糸と綿と」を取り寄せて読ませていただきました。
すごいご本をご紹介下さって、ありがとうございます。
写真の多い本なのですが、蚕さんの大写しのページから先に行くにつれて涙が出てきました。
蚕さんに「ありがとう」の思いが止まらないのです。
養蚕をされている方々のご苦労も感じます。
同時に同じ著者さまの「糸に染まる季節」も購入しました。
こちらの本もすごくいいです。
社会の中で、目立たないけど大事な部分をクローズアップされて撮影している著者を感じます。
「ダムに沈む村」のこと、「精神科病棟」のこと、社会の中で片隅に追いやられている事象に焦点を当てている彼のファンになりました。
どの取材対象もマイナーで、いわゆる「お金にならないこと」と切り捨てられがちなことと言えます。
誰も好んで取材対象にしない部分に時間をかけて丁寧に切り取って行く彼の姿勢が好きです。
なかなか出会えない本に、出会わせていただけたこと感謝です。
ありがとうございます。
私、著者さんに会いに行きたくなりました。
では、これからも末永くよろしくお願いします。
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本当にありがとうございました。
きっといつか、大西暢夫さんにお会いしたいと思います。
シルクは健康に良いとか、絹は心地よいとか言っています。
でも、それらは全部たくさんの命をいただいている結果だということ。
それを忘れないで感謝して身に着けたいと思います。
お読み下さってありがとうございます。
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