成人の日に、シルクふぁみりぃに届いたお手紙なんです。
本当に「これからのシルクふぁみりぃ」を考えてくださっていることを肌に感じさせていただきました。
ありがとうございます。
こんなお客様が、シルクふぁみりぃの財産だと痛切に感じるこの頃です。
お手紙は真っ白な便箋に書いて下さっていて、スキャンすると下のような感じになりました。
掲載をご容赦いただき感謝です。
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「今年はやりたいことをやる！」
「言葉にしたいことをする！」
素敵ですね。
簡単なようで、なかなか出来ません。
ありがとうございます。
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ヒーターなどつけないのは、エコを考えてのことなのでしょうか？
ヨーロッパではよくお聞きしますが、アメリカでもそうなんですね。
友人のドイツ系アメリカ人のご主人は「小用でトイレの水は流さない」
ことを徹底しているそうです。
私は納得してしまいました。
エネルギーも水も限りある資源ですから！！
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ヤクをお気に入っていただいて、ありがとうございます。
会社としてのモノ作りというよりも、私は基本主婦なので余った冷蔵庫の材料で美味しいものを作りたいタイプです。
糸屋さんが「残ってしもうて困ってますねん！」と言われたら、
そんな糸を使って作りたいんです。
最初からの企画品じゃ無いので、色々困ったことがあって考えることも楽しいことなんです。
そんな会社の姿勢を応援してくださっているお客様が居てくださることが感謝です。
本当にありがとうございます。
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そうですねぇ。
一般に出回っている製品は「原価✖️３」や「原価✖️４」が普通なんです。
なので、半額セールをしても十分に利益が出る形になっています。
つまり販売業者さんは大丈夫なわけです。
でも作っている工場さんは、かなりしんどい思いをされています。
うちの製品がお安いので、同業者さんからは少なからずクレームが入ります。
「主婦がやっているから……どうぞ許してください」ってお伝えするに止まっております。
利益をそんなに出す必要が無いのです。
会社が回って、工場にも喜んでもらえて、お客様からも喜んでいただける。
それで十分ですからね！！
同業者様、ごめんなさいね。
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確かに利益は確実に減っています。
でも、まだ何とかやっていけるくらいなので大丈夫なんですよ！！
昔からのお客様からの買い支えもいただいています。
本当に幸せな企業だとしか言えません。
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いくらお安く販売と言っても、ファストファッションとは、とても比べ物にならない価格になっています。
でも、色々な選択肢はあることはお客様にとって嬉しいことだと思います。
肌に直接触れる製品はシルクふぁみりぃ製で、そうじゃ無いものはファストファッションでもいいですものね。
ただ、その製造過程は工場経由でお聞きする限り、ひどい現状もあります。
まだ規制がゆるい国では、川に染料を流し放題だったり、強い薬物で毛を柔らかく加工したり。
私が大正紡績の糸にこだわるのは、その逆をされているからなんです。
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ご主人様大きな方なのですね！！
アルパカ足湯ソックスを履かれた姿を想像してみました。
とってもかわいい感じかも……って思いました。
これからも、スタッフ一同頑張って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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私からの返信です。
素敵なお手紙を拝受いたしました。
ありがとうございます。
これからの「シルクふぁみりぃ」の指針になるお言葉もたくさんいただきました。
日本の製品達のすごさは、私も数年ごとに参りますアメリカでも痛感いたします。
特に刃物系など、全然違いますね。
衣類に関しても、かなり日本の方が上質でお安いです。
その辺りをどんな風にしていくべきか？
「シルクふぁみりぃ」でも、原料は高騰しても販売価格はほとんど変更できない感じで、推移しており利益は逆倍々ゲームって感じとも言えるんです。
ただ、庶民の給与は上がっていないですし、厚生年金や健康保険料、介護保険料などは上がるばかりで「買える価格、買いたい価格」は下がる傾向にあります。
それは、自分自身の懐具合を見てもわかってしまいます。
おっしゃる通り、主婦の目を持つ私としては、利益よりも「無理なく買える価格」にどうしてもこだわっているのが現状です。
そして手を通した時、足入れをした時「あれ、なんかすごくホッとする！」そんな肌着や靴下を作りたいんです。
いただいたお手紙、これからの企業としてのあり方なども考えさせていただけます。
２０年前にショップサイトを作りましたが、それから多くのお客様がお伝えくださったこと！！
「もう少し価格を考えてつけてください。
このお値段じゃ存続が難しいと思うのよ。
シルクふぁみりぃが無くなったら、私は本当に困るんです。
ちゃんと利益を確保して、長〜く続くお店でいてほしいのよ！」
感謝ですねぇ。
うちは、利益をそんなに乗せていませんが、その代わりに多くのお客様がご購入くださっています。つまり買い支えてくださっているわけです。
それが「シルクふぁみりぃ」の財産だと思います。
どうか、これからも末永くよろしくお願い致します。
また、お手紙をブログにてご紹介させていただくことをご容赦くださいませね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございます！！
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そして、また、返信をいただいてしまいました！！
何度もありがとうございます。
サイドの返信内容に女神様にような……と書いてくださっていました。
でも、どうか言わせてくださいませ。
私は関西のフツーのおばちゃんなので、女神様ではありません。
そろそろ「おばちゃん」から「おばあちゃん」に移行する過程におります。
でも、気持ちはまだ４８歳くらいかなぁ！？
（３８歳かも知れません！）
高校時代の国語の飯田先生のお言葉を思い出します。
「皆さんはまだ１６歳ですね。
これから歳を重ねて、何歳になれば大人になるって思っているかと思います。
でも、私はあなた方に伝えておきたいんです。
歳を重ねても、人は変わりません。
年齢だけが多くなって、気持ちは今と変わらないんですよ！」
当時、先生の言っておられる意味がわからなかったです。
でも、彼女は多分定年を少し残すだけでしたから、今の私の気持ちを先輩として、先に伝えてくれたのでしょうね。
人は６０歳になり、７０歳になったから老いるのではなくて、何歳になっても若い頃の気持ちを持ち続けることが出来ると受け取りたいです。
本当に、素敵なお手紙をありがとうございました。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。
いつも、お読みくださってありがとうございました。
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