まだデザインは決定しておりません。
ただ、とっても着やすくて、おしゃれな形にもしたいのです。
いかにも「病気」って感じではなくて、着るとなんだか心嬉しいって感じ……が希望！
そのために編み上げてもらったニット生地が、サンプル反として編み上がってきました。
人気のマリーコットンシルク腹巻を編んでいる糸と同じものです。
現在のマリーハウスウェアの生地と同じようにマリー糸100％ですが、編上げ機械を変えることで少し薄地で伸縮も出してもらったのです。
このマリー生地と組成は同じです。
シルク100％の生地だと、洗濯機で普通に洗えないし乾燥機もダメです。
それで、今回最適と考えたのがコットンとシルクの混紡糸のマリー生地なんです。
もともと【シルク２８％・コットン６２％】を混紡にしている糸なのですが、糸を紡績している間にシルクだけ落ちるため最終には【シルク２３％・コットン67％】くらいになってしまうそうです。
なので表記は、シルクが落ちても大丈夫なように【シルク20％・コットン80％】になっています。
今回は３色に染めてもらいました。
（というかベージュは無染色の生成です！）
色の名前は左から
エアーブルー・ローズミスト・生成
になっております。
ローズミスト
エアーブルー
生成
うまく言葉にできないのですが、私の中では少し形ができています。
それは、病院の要請通りの全開の前開きではありません。
ネック周りは柔らかく伸びるゴムで、すぐに着脱できる感覚。
たくさんのボタンを開け締めしなくてもサッと脱げて、着ることも一瞬でできるワンピ型です。
（ちょっと肩を覆えるボレロも作ろうかと！）
一般の人も、お風呂上がりに簡単に着ることができて、少しかわいい感じ。
このデザインについて、飛行場でお会いした訪問看護師の女性と相談しましたら、
「それすごくいいわぁ！でも、できたら前ボタンと併用してくれたら……」
そう言っていただいた経緯もあるんんです。
縫製名人には伝えています。
彼は「ああ、あの感じかなぁ？！あれはラクやなぁ」
って言ってくれていました。
また、ご意見をお聞きしながら違うデザインも並行して、デザイン変更もして育てていくつもりです。
生地は渡してあるので、サンプルが縫い上がって来るのが楽しみ〜
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