「ファスティング」という言葉の意味も殆ど知らないまま、流れで体験することになりました。
その感想などお尋ねくださるお客様も居てくださったので、簡単に書かせていただきますね。
結果は「本当に良かった!!」って思いました。
その言葉の意味は「断食」ということらしいのですが、空腹感を全く感じること無くできたことが私にとって一番良かったことでしょうか。
そして、終わった後も徐々に体重は減ってきています。
減ったのは2〜3キロだけですが、体重という意味ではなく身体が軽くなって良かったなぁって思えるのです。
(何がどう変わったのかは、わかっておりませんが……!)
空腹感を感じない断食ってなんで??
それは、簡単に言うと大腸の内視鏡検査に引き続いてのファスティングだったからなのです。
私は空腹を耐えるってことに強くなくて、お医者さんに進められた時も実は自信が無かったです。
内視鏡検査はするけど、ファスティングは多分出来ないだろう
……と心の中で思っていました。
ファスティング1日目(3月22日)は、大腸内視鏡検査の前日になります。
朝食は普通でお昼は繊維質のものは避けるくらいで、夜はご飯か食パン、コーヒー紅茶などの水分はOKということでした。
ファスティング2日目(3月23日)は大腸内視鏡検査当日です。
大腸を空にして洗い流すためにポカリスエット味の飲料を朝から2リットル飲みます。
(これが辛いと言う方も多いですが、美味しいので私は全然大丈夫です!)
簡単な下剤も同時に飲むので、胃腸は全くキレイに洗われて何も残っていない状態になります。
内視鏡検査については、また後で書かせていただきますね。
端的に言うと、全く何も記憶に残ってなくて、気づいたら終わっていました。
胃腸に内容物が全く無いというのは、すごいことで普通のファスティングで言うなら3〜4日目くらいになるそうです。
その日からは、水分以外は医師のおすすめで有機の具なし味噌汁を薄めて飲む感じでした。
(ちなみに1袋500円でした!)
検査当日クリニック近くの写真です。
翌日はファスティング3日目(3月24日)になります。
(実際には大腸を空にしているので、5日目くらいらしいです)
不思議なことに、朝から全くお腹が空きません。
尿検査のキッドをもらっていて、日に2〜3度ケトン体の排出度を調べることになっていました。
私は翌日から、ケトン体の検査が陽性になっていてびっくりしました。
つまり、これが空腹感を感じない重要なポイントだったみたいです。
身体のエネルギー源となるのは、
「糖質」・「脂質」・「タンパク質」の3つで
エネルギーとして使用される優先順位は
「糖質」→「脂質」→「タンパク質」なんです。
お腹に何も入っていないと、糖エネルギーを使うことを諦めて脂肪を燃やしてエネルギーにします。
お腹が空くのは、きっと糖質が無くなってきたよ〜って言う身体のサインだと思うのです。
これまで取り込んだ悪い化学物質や良くないモノは脂肪に溶け込んでいて脂肪と一緒に燃焼してくれます。
そしてケトン体が尿に出て陽性になっているそうです。
あとでクリニックの看護婦さんに聞きましたら、ハイブリット車のガソリンと電気の関係のように、糖エネルギーから脂肪酸エネルギーにうまく変換されて空腹感が無かったということらしいです。
翌日はショールーム日曜オープン日なので、動けるか心配だったのですが検査前に先生に言うと
「いや、逆に身体が軽くで全然大丈夫ですよ!」
「そんなわけない!それは絶対に無い!」
と思っていましたが、実際にそうでした。
水分と塩分はきっちり摂らないと駄目なので、クリニックで購入した具なし有機味噌汁を薄めて数回に分けて飲みました。
お腹が空かないし、食べない生活はとっても不思議な生活でした。
ほんの数日なのですが、人生が変わる感じって言えばいいのでしょうか?
時間が余るのです。
買い物に行かなくていい。
食事を作らなくていい。
食事を摂る時間も必要ない。
片付けも、洗い物もお椀一つしか無い。
「食べる」ということに、どれだけの時間とエネルギーを費やしているのか?
それが、よくわかりました。
その翌日はファスティング4日目(3月25日)になりました。
私は糖分を摂っていなかったので、朝少し頭がフラッとしたので、すぐに酵素系の甘いものを摂りました。
(そう言えば、時々は甘い酵素か飴玉を摂ってくださいと言われていました)
少しふらついて、意味がわかりました。
脳は糖質しかエネルギー源にならないそうなのです。
でも、この辺りから人って数日食べないでも大丈夫なんだと、深く思った次第です。
その翌日は3月26日でしたが、朝からお粥を炊いておいしく頂きました。
「梅干しとお粥が、なんでこんなにおいしいの!」
ってビックリしました。
一緒にファスティングした夫は、ちゃんとルールを守って、最初のお粥はお茶碗に軽くいっぱいで終わりました。
私は……というと、あまりに美味しくて、お茶碗に山盛り3杯食べてしまいました
(ダメですねぇ……!)
体重については、私達夫婦の体型を見てクリニックの先生から
「あなた達でしたら、10キロ減もすぐですよ!」
そんなあまり嬉しいとも言えないお言葉も頂きました。
夫は最初に4キロほど減って、その後も徐々に減り続けて現在7キロ減って感じです。
(せり出していたお腹が、かなり落ち着きましたが、まだ出ています!)
私は、行きつ戻りつしながら3キロほど減りました。
ファスティングの間に胃が小さくなったと言っています。
これまでだったら
「そんなに食べたら多すぎるよ~!」
それが
「え、もうこれでいいの?!」
こんな風に変わってきたのが一番良いことでした。
健康に良いことが大嫌いで、好きなものを大量に食べる夫が変わったことには驚きです。
(たくさん食べて健康に!と思っていましたが、今や生活習慣病の原因もほぼ過食なので!)
私や周囲の友人がいくら言っても聞く耳無かったのですが、信頼する先生にしっかりとファスティングについて話してもらったからでしょうか。
最初は気が進まなかったにも関わらずきちんと頑張ってくれました。
いつまで続けるかは定かで無いのですが、クリニックの先生に教わった通りプチファスティングも続行中なのです。
(それについては、このサイトがわかりやすいです!)
例えば夕飯を18時に食べたとします。
翌日の朝は水分と塩分だけを摂る感覚で12時のランチまで食べないのです。
そして、お昼は普通に食べます。
私はテキトーな性格なので、夜の8時位までフルーツやナッツや少し甘いモノなど好きなものを食べてしまいます。
朝食は夫婦でコーヒー・トマトジュースそして大麦若葉のグリーンジュースなどを飲んでいます。
厳密に言えば水分だけとは言えませんが、いい感じで続けて1ヶ月半くらいになるでしょうか?!
そして驚くことに、今も続いているのです。
途中にアメリカへ6日間ほど行っており、朝食付きなのでしっかり朝ごはんを食べたり、現地の人達との交流においてもランチや夕食もガッツリ食べました。
帰ったら、きっと体重は元の木阿弥〜の予定だったのですが、ビックリすることに行くときのままの体重だったです。
(身体が変わっていたとしか思えません。食べてもリバウンドが無い!ってすごいですね)
そのまま、現在に至っております。
いつもお読み下さってありがとうございます。
これからも、ゆるゆる続けていこうかと思っています。
次は、なぜ大腸の内視鏡検査をすることになったのかを書かせていただきますね。
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