闘病中の方に優しい製品は、一般の方にも優しい風合いに……!? | シルクふぁみりぃブログ

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シルクふぁみりぃの店主が日々の出来事や、新製品の情報など色々なことをお知らせしております。
どうぞ、よろしくお願い致します。

 

今日は雨かも……という予報もありましたが快晴です。

奈良県では知事選もあり、お花見もあり……で、ちょっとソワソワした日曜日になりました。

 

先日ですが、現在ご闘病中のお客様からメールを頂きました。

とってもお伝え下さりにくいことだと思うのですが、症状など細かく書いてくださったのです。

 

もし、自分が反対の立場だったら、こうして今の症状を伝えることができるだろうか?

そんな勇気があるだろうか?と考えました。

 

答えはノーでした。

私だったら言わないというか、言いたくないと思うのです。

「きっと言っても、経験していない人にわかってもらえない。」

そんな気持だと思います。

 

こうして症状を詳しく伝えてくださり、製品を作る参考にというお心に感謝です。

本当にありがとうございます。

 

■ ご許可を得て全文を掲載させていただきます。

 

いつもお世話になっています。

昨年、シルクふぁみりいさんを見つけました。 


昨年の夏に大きな病気が見つかり、冷えとり健康法に出会いました。 
治療の副作用で、吐き気、脱毛、手足のものすごい痛み、ものすごい痺れ、頭、口 、胸、お腹の 痛み、口内炎、爪の異常、、皮膚の変色、乾燥とあらゆる症状に悩まされています。 

 

こちらではよく妊婦さん用の記事を見受けます。 
でも、それ以上に深刻で、たくさんの病気の人達にも目を向けていただけるとうれしいです。 

 

痩せて体力が低下、白血球の減少による免疫力の低下、紫外線による色素沈着 などに気をつけて生活しています。 
 

シルクふぁみりいさんの商品はとても役にたっています。 
でも、すごく皮膚がデリケートなのでリブの生地は痒くなります。

(縫い目は関係ないです) 
 

それと、横に伸びないで縦に長い商品が希望です。

お袖もレギンスの裾も短くて、検査の着替え時に、ゴロゴロして元に戻らないので困ります。 
 

頭は髪が無いので寒いし、怪我も心配です。 
何か頭につけられる商品があるといいなと思います。 


もしできましたら、数多くの患者さん達の事も少しだけ考えていただけるとありがたいです。

 

■ ご症状など細かく書いてくださっています。

私もいつ何があってもおかしくない年齢になり、他人事ではないって思います。

私からのお返事も転記させていただきますね。

 

いつも大切なご意見をいただき感謝です。

(以前にも販売方法についてご意見をくださっていました!) 
本当にありがとうございます。 

ずっと以前10年以上前にも、ワコールのOBの方が来てくださって、同様のご意見をお聞きしました。 
例えば腹水が溜まっている方には着用する製品が無いということでした。 

お腹が入らないので、手術用の白衣を着て寝ておられるとか……。
そんな大変な方々にも使っていただける製品を!と希望されて、当時かなり考えました。 

結局、天然繊維は大量に洗濯して乾燥機にかける病院のシステムと合わなくて断念いたしました。 

でも、だんだんわかってきたのですが、コットンシルク系は多少大丈夫なんです。 
うちの製品で言うならばマリーコットンシルクの製品の糸を使ってニットを作れば、大量の洗濯乾燥にも耐えるのでした。

(もちろんきつい洗剤だと、少し固くなりますが!) 

シルク100%やカシミヤ100%などが一番良いと思うのですが、そうじゃなくても大丈夫でしょうか? 

コットンとシルクの混紡などで、優しい風合いの製品を作りたいです。 
またはコットンカシミヤも優しい風合いになります。 

妊婦さんに喜んでいただける製品は一般の方にも優しいということ! 
ご病気の方に喜んで使っていただける製品は一般の方にも、心地よくお使いいただけるという方向……。 
そちらで考えて行けたら嬉しいですね。 

お客様はご自分でお洗濯をされるのですね。 
入院中の方は、ご自分ではなく今は病院がお洗濯もしてくださる場合が多いようです。 

言いづらい症状などもお伝えくださって、本当にありがとうございます。 
抗がん剤のつらさは、ご経験された方にしかわかりません。 
教えていただかないと私達には想像の域を出ないものです。 

リブではない生地というと、今ちょうどマリーコットンシルクのスムースニット生地を新しく作っております。 
これまでのナイトウェア用は少し生地厚がありましたので、少し薄地にして伸びを良くした生地も季節的に良いかと思ったのです。 

スムースなので表面が平らで肌には優しいかと思います。 
そのニットで、何かご病気の方にも喜んでいただける製品を作っていきたいと思います。 

> シルクふぁみりいさんの商品はとても役にたっています。 

このお言葉をいただくことで、とっても勇気が出ます。 
是非頑張って作りたいです。 

またヘア用の製品なのですが、シルク100%ピュアスヌードがお使いいただけます。

(髪が抜けてヘアに着ける製品は?というお問い合わせもありました) 
うちのお客様も、よく着用してご来店になるのです。 

高級シルクをホールガーメントで編み上げています。 
真ん中をネジって片方に重ねると、かわいいシルク100%のお帽子になるのです。 
素敵なお色が沢山ありますので、是非お試しくださいね。 

明るくなるお色でおしゃれにお帽子にしていただけましたら嬉しいです。 
帽子に変身させる方法は下記のメディアページを御覧くださいね。 


http://silkfamily.jp/6918 

よろしくお願い致します。 
でも、これから会社全体で病気の方向けの製品を考えて参ります。 
少し、お時間をいただきますがよろしくお願い致します。 

 

■ 再度、お返事を下さいました。

 

店主様からの返信ありがたく読ませていただきました。

暖かいお言葉に涙が出てきました。

 
想像以上の副作用で治療を断念される方も多いです。

身体中がものすごく痛み、ものすごく痺れ、思うように動けず、落ち込んでしまう。

もしかしたら、身障者の方もこんな感じかもしれません。 


患者さん向けのprestaというサイトでケア用品を買っています。

病気になってから身体のケアなど時間がかかります。

そしてお金も。 


病院に行く時は、シルクふぁみりいさんの下着に勇気づけられます。

大好きなマルベリーが包み込んでくれます。

 

着替える度にお袖、裾がクルクルと丸まってしまうので、ぜひ長めの商品をお願いいたします。

 
今はウィッグ使用です。

これも痛くて辛いのですが、できるだけ身綺麗にしたいと思っています。

 

シルクふぁみりいさんのシルクやカシミアのお洋服も買わせていただいています。 
もし、ヤクのストールが前開きになったら買いたいです。

ウィッグが取れるので脱げないんです。 


これからも明るく元気になれるような商品を作ってくださいね。

お忙しいと思いますので、返信はけっこうです。

 

応援しています。

 

■ 何度もお返事をいただきありがとうございます。

 

再度のご連絡をありがとうございます。 

私の友人達の中にも、ガンからの生還者が何人もおります。 
抗がん剤を受けて治療して、5年過ぎて10年目に寛解という結果になり、今もとっても元気になって、本人もガンだったことを忘れている感じです。 

お客様も、数年後にはきっと、今の苦しさを過去のこととして思い出語りされるのではないでしょうか。 
そうなって頂きたいです。 

現在大変な状況の方々は確かに多いと思います。 
皆さん、発信されないのでわからないのが実情です。 
苦しい思いを我慢して、じっと耐えておられるのでしょうね。 

お伝えくださって感謝です。 
わからないものは作れないですから……!! 

多くの方からもご意見を頂きたいので、ブログにお客様からのご意見なども掲載させていただいてもよろしいでしょうか? 

私も、
閉経の状況などお伝えしましたら多くの反響を頂きました。 
日本人は「言わない美徳」という感じで、発信していない部分が多いかと思います。 

もし、大丈夫でしたらお返事をいただけましたら幸いです。 

これからコットンシルクで履きやすくて、口ゴムを広めにしてスッと履けるような5本指靴下も考えております。 
タンブラー乾燥に耐えられて、かがまないでも一瞬で履けるような5本指靴下も作りたいのです。 

肌着系も前開きが基本なのでしょうか? 
色々と研究して参ります。 

取り敢えず、お客様から頂いたメールを掲載させていただくお許しを頂けましたら幸いです。 

もし、なんでしたら概要だけにさせていただきます。 

またのご連絡をお待ちします。 
いつも、本当にありがとうございます。 


■ 温かいお言葉のお返事をいただきました。
 

店主様 


返信が遅くなって申し訳ないです。

息子の引っ越しで慌ただしくしていました。

 
ブログに掲載とのこと、もちろん賛成です。 
大勢の患者さんのために書いてください。 


二人に一人の病気といいますが、打ち明けるとあからさまに引かれます。

まだまだ大きな壁があるのですね。

不健康な生活をして病気になった哀れな人という認識でしょうか。 

プレスタを始めとする患者さん向けのサイトでは、これだけしかないの?

という品揃えです。 


介護用品のようには研究されていません。 
治療が決まると大慌てでウィッグを作り、ケア用品を揃えます。

治療費だけでも高額なのに、とてもも高価です。 
そして、ウィッグのお手入れもけっこう面倒です。 

副作用で困るのは、手指と足裏の痛み、痺れです。

麻酔がきれる時のような感じです。

 

うまく力が入らず、今日も湯タンポを割りました。

室内では、靴下を重ね履きした上にムートンブーツを履いています。

それでも腫れ上がったような、大きな水ぶくれがあるような違和感で、痛みで歩くのが辛いです。 

下着については、よく伸びるのですが、症状によっては前開きがいいかもしれませんね。

私は、袖と裾が長くなってくれたらありがたいです。 
診察の時に急いで着替えるので、袖と裾が中に入り込んでしまいます。 

最近、子宮系女子とかいうのが流行っていますね。

私はもう子宮が無いのですが、怪しげな健康法に囚われる人も多いですね。 
頭寒足熱とシルクのデトックスを信じてシルクふぁみりいさんの商品を使っていきます。 

今、ステージ3です。

今後どうなるかわかりませんが、ホームベーカリーや日傘を買ったり、洋裁をして過ごしています。 
一回5時間の点滴はあと2回です。

一日がかりですが、粛々と進めていきます。 

これからも良い商品を作ってください。 
ブログを読むと、店主様の暖かいお人柄が伝わってきます。

たくさんの人々に優しい素敵な思いも届けてくださいね。 

 

■ ブログへの掲載を受けていただきました。

 治療の苦しさを少しでも軽減できる製品を作れたら本当に嬉しいです。

 

お返事ありがとうございます。 

私も、今日ブログを書き始めました。 
じっくり書きたいので、数日かかりそうですが、本当にありがとうございます。 

私だったら、自分の症状を誰かに伝えるかなって思った時、できないと思いました。 

「わかってもらえないだろうから言いたくない!」 
そう思ってしまいそうです。 

だから患者さんの思いが流布しないのかも知れませんね。 
思いをお聞きできましたので、頑張って作っていけたら嬉しいです。

(冷静で客観的な症状をお聞きできてよかったです) 

デザイン検討するお時間をいただきますし、お客様の思い通りの製品を作れるかと言うと、そんな自信もありません。 
そんな私ですが、どうぞこれからも末永くよろしくお願いします。 

私の多くの友人同様、お客様の寛解の日をじっくりとお待ち致します。 

 

今、日本人の2人に1人はガンになり、3人に1人はガンで亡くなると言われている時代です。

 

現在、たまたま健康だからと言って、明日も明後日も元気かと言うとそうではありません。

いつ、何があっても不思議じゃない私達の明日なんです。

 

病気を告知されて、そして入院する時などの思いは考えたくもありません。

人生最悪の日と思ってしまいそうです。

 

せめて優しく身を包んでくれる衣類が欲しいです。

過酷な状況の肉体細胞を、優しく温かく包んであげたいです。

少しでもストレスが緩和できたら、これ以上嬉しいことはありません。

 

生成もいいのですが、明るくなるような色の「回復するためのウェア」が欲しいです。

回復はリカバリーですから、リカバリウェアっていう名前もいいですね!

 

前開きが基本かも知れないのですが、ボタンって指先が痺れていたら掛け外しがつらいですよね。

スナップや薄い磁石ボタンもどうでしょうね。

少し伸縮のあるニットで、肩からスッと外せて下まで下げられる形の上着で、同じ生地で肩と腕を覆って診察時にはハラっと脱げるデザインもおしゃれで使いやすいかも知れません。

 

ボトムも同じ生地で作りたいです。

浮腫が出る方も多いので、あまり細くは出来ないですね。

(細く無いのに長めにすると、トイレに困りますが……!)

 

まだまだ色々な検討を重ねないと、試作までもいかないです。

じっくりと腰を据えて、本当に良いものを作りたいです。

 

そしてご病気の方だけでなく、健康な方にも喜んで着ていただける製品にしたいのです。

治癒してからも、ご自宅で着用いただける製品に!!

 

臨月まで十分に履けて、普通の体型に戻っても優しく包み込んで履けるマルベリーリラックスショーツの感じですね。

 

また、出来ましたら経験者様のご意見をいただけましたら嬉しいです。

(お名前未記入で大丈夫です!!)

 

いつも、お読みくださってありがとうございます。

 

 

 

 

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