オーガニックコットンのフェアトレードで有名な大正紡績ですが、春先からお話を頂いていた、カシミヤとシルク半々で紡いだ糸、サクレクールが染め上がって参りました。
実は半額以下のアウトレットですが、生成だけだったので、染め上げてもらいました。
(アウトレットと言っても1kg1万円以上なんですけども……!)
左からミモザ・インドブルー・ライトグレー
メープルローズ・ホワイトラベンダー
ライトグレーとホワイトラベンダーの色の違いがわかるように撮りました。
メープルローズがステキなお色です!!
インドブルーとミモザが、分かる感じで撮りました。
この糸について販売元の大正紡績の担当の方にお尋ねしました。
上質な内モンゴル産のカシミヤと家蚕のみを使用しているので
すが、綿の紡績工場で糸にしているので、すっきりした糸面が
特徴です。
カシミヤ55% シルク45% 番手は34.3/1です。
数字が中途半端なのは、この混率で糸にできる最も細い番手に
挑戦した結果です。
現場に確認したところ、二度と作りたくないくらい苦労した
ようです。
どのような製品を作られるのかは分かりませんが、上質な風合い、
糸の細さ(軽さとしなやかさ)、光沢など糸の魅力を活かした商品
にしていただきたく思います。
(ちなみに、この糸で編み上げたストールは5万円くらいで販売されているようです)
高級な細い糸なので、何を作ろうってみんなで考えました。
・少し幅広のスヌード
・ネック付きスヌード
・背中が温かいベスト
・小さめストール
いろいろな意見が、スタッフみんなから出ています。
この中から選ぶか、もっとステキなアイデアが出てくるか?
そんなことを話しているときに、いつも無縫製スヌードなどを作ってくれている工場の人が来てくれました。
話し合いに彼も加わりました。
そして、少し決まりかけています!!
今、彼が手に持っている
「ネック付きスヌードのスリット入り」(仮称)
を編み上げてもらうことに!!
昨年、試作品を作って、試作以上には進まなかった製品!
その少し改良版を作るという方向になりました。
ボトルネック付きのスヌードって温かいと思います。
シルクで肌はスベスベになって、カシミヤのしっとりした温かさも!!
まずは試作を作ってみて、また考える形ですね。
私もすご〜く楽しみです。
アウトレットの糸が何に生まれ変わっれくれるのか……!?
いつも、お読み下さってありがとうございます。