ヤクのアウターですが、こんな感じで試作品が編み上がって参りました……が!? | シルクふぁみりぃブログ

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今朝は、今にも雪が落ちてきそうな空の奈良県です。

関東以北が雪だというのは、かなり報道されていますが、関西は何も言われていません。

 

「どうなんかなぁ?

 テレビでは関西は何も言われて無いねぇ!」

 

「関東が大雪っていうのは、何度も言ってましたけど……!?」

 

そんな会話がスタッフ間で出ていました。

 

ところで、ヤクのアウターを考えていました!

試作品は編み上がって参りました。

 

でも、でも、ザンネンな感じ……でした。

ホントに、ザンネンなんです。

 

編み方と糸が合わないってことと、もし販売したら17,000円以上になってしまうってこと。

今回はちょっと断念する次第になりました。

 

右上矢印こんな形でも着用できて!

 

右上矢印襟を立てても大丈夫なんです。

(キレイなラインを出されていますね!さすがです!)

 

画像だととってもステキ!!

でも、ヤクのふんわり感が邪魔をする感覚と言えばいいのでしょうか?

 

もし、もし、作るならヤクではなくウルグァイハイブリットウールなどの方が良いかも知れません。

少しハリの出る糸の方が合うデザインです。

 

何より特記することは、加工代金がホールガーメントの倍以上だということ。

編み上げ代が高いことで有名なホールガーメントですが、こちらはその倍以上なんです。

 

とても販売できる金額ではなくなってしまうのです。

 

 

 

 

着やすくて、それでいてかっちりしたデザイン!

でも、ヤクだと柔らかくて、着る度に少しずつ形が崩れそうになるかも知れません。

 

こんな形のデザインを、あまり洗いをかけないカシミヤで作れば数万円で売っているような製品になるのだと感じます。

 

昔、カシミヤは最初は硬めに編み上げて、数年かけて着用続けることで柔らかくしていました。

なので次世代で、ふんわり感を出すという繊維だったのです。

 

今は、最初からふんわりさせる方向になっています。

ソービングと言って、何度か洗いをかけて柔らかくするのです。

 

ホントに、すごいブランド品を編み上げている工場なので、うちではちょっと無理っていうだけで、数万円〜10万円で販売するブランドだったら全然大丈夫なのでしょうねぇ。

 

話が変わって申し訳ないのですが、シガセイサクショさんの製品の在庫を何人かの方からお尋ねいただいております。

 

お知らせいたします。

 

プリーツパンツの同色2点がございます。

ロングとショートです。

ただ、もう「検討したい」というお声はいただいております。

……が、まだ大丈夫です。

 

 

 

温湿布も、まだ在庫がございます。

 

リネンウールショールもクリノイガだけですが在庫がございます。

今現在、以上の在庫がございますので、もしご要望がございましたらお電話をお願いします。

 

話戻します!

ステキな試作品ですが、ホントにまた糸なども考えて、考えて形にできたらいいですが、難しいかもしれません。

 

ホントは作りたいんですが!!

 

写真では写っていませんが、前身頃のウェスト切り替え部分は少し糸が出ていて雑な雰囲気もありますガーン

(それも少しザンネンです!)

 

新しい工場で、新しい製品を作る難しさを痛感した次第です。

また、何か展開がありましたら、書かせていただきますね。

 

いつも、お読み下さってありがとうございます。

 

 

 

 

 

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