今朝の東京の気温は12℃だとか。
12月の気温ということです。
奈良県でも16℃です。
10月半ば過ぎで、こんなに冷え込んだら冬服がまだ出てなくて困ります
昨日、ちょっと考えて伝えていたサンプルが編み上がってきてくれました。
カシミヤシルクのなめらかさと、風合いを肌にしっかり感じたい。
おしゃれだけでなく、実用を兼ねて……。
そんな思いで、考えついた製品なのです。
第一号サンプルとして編み上げてきてくれたのです。
でも、製品化は思案中……!
案外、糸量が多く要って価格にもろに反映します。
肩をすっぽり包み込み込んで、ふんわりフリフリにできるほどの余裕が無かったです!
ネック部分をもう少し短くしても大丈夫そうです。
形が可愛くないですね。
まるでビール瓶の上半分みたい
フカフカで、シルクのなめらかさとカシミヤの温かさを兼ねていますが、どうでしょうね。
ネックにしっくりなじんで肩へのラインに添いますので、温かさは抜群ですが、全体に長いのでホールガーメントでは時間もかかり、糸量も多くて価格が上がります。
原価的に考えるとリーズナブルに……とはいきません。
モノ作りは楽しいのですが機械の制約や、コストのことを考えると難しいですね。
私としては、ネックを試作品の1/2〜2/3くらいに抑えて、肩から下をメローでフリフリにショールの感覚に仕上げたかったのですが、この機械で編める幅がこれで精一杯だったのです。
(外に出しても、かわくてステキな雰囲気に仕上げたかったのです!)
モチロンセーターを編める機械を持っている工場に依頼すれば大丈夫ですが、そちらは編上げ加工賃がすごく高くなります。
そして、その機械だと幅広が編めても細く編むのが苦手で、ネックも太くなってしまってこのサイズが出ないのです。
これら色々な制約や、ハードルを乗り越えて、いつも出来上がってきてくれる製品達に感謝です
今回は、少し難しい設定で流れてしまった製品のご紹介でした。
また、来年くらいに色々なハードルを乗り越えて、産まれ出てくる可能性も……!!
同じ糸のカシミヤシルク ウォーマーは今、編み上げてくれています。
こちらは、ホントにリーズナブルに販売できそうで嬉しいです。
では、いつもお読み下さってありがとうございます。