10月は衣替えの季節です!!
店主からのお知らせコーナーも、衣替えになりました(^-^*)
「写真を何枚か入れたいときがあるんだけどぉ!」
と言う私にHP担当者が「じゃぁここは?!」と用意してくれました。
(言ってみるものですね!ラクでいいです!)
最近のヒットは絹腹巻をハーフサイズにしたことです。
紳士用絹腹巻は知る人ぞ知る逸品です。
紳士用というのは腹巻の名前の感じで、実は女性に人気なんです。
本当に気持がいい腹巻
なんですよ。
絹に包まれるというのは、こんな感じかと思います。
ただ欠点がありました。
ダブルサイズなのです。
つまりロングサイズということで、二重になるか、胸からヒップの下までカバーするか、という感じでした。
私は大柄な上、ゆったりが好きで、この腹巻が一番気持がいいけど、胸までカバーするときついめになるし(バストは無いけど、胸囲があるという最悪なタイプなんですよね)二重にしてお腹に着用すると少し厚めになってヤダし~!
この問題をいとも簡単にクリアしてくださったお客様がおられます。
「桐生さん、この絹腹巻を半分にして売ってください!」
「あ、そうですね!!」
これで私の悩みは解決してしまったのです。いともあっけなく……なんです^^;
(なぜ、もっと早く思いつかなかったのか?コロンブスの卵ですね)
縫製の人に頼むと、
「きっちり半分にしたらアカンねんで!半分よりも数㎝長めにしやんと、真ん中に寄ってしまうねん」
とのことで、数㎝ずつ長めにして縫製してもらうことになった訳です。
先にLサイズの縫製が上がりました。
Mサイズは、もうしばらくお待ちくださいね。
ここで絹について、少しお伝えしたいことがあります。
蚕は桑を食べるのも口ですし、糸を吐くのも口です。
口に桑が少し残っているまま、糸を吐いて繭を作るんです。
なので、絹糸の原糸にはところどころ桑のカス(キビソ・ビス)がついています。
それを精練と言っていろいろな処理して、きれいな絹糸にしていくのです。
精練するほど、糸はしなやかに蚕の口の中にあった桑かすも無くなります。
……が、セリシンなど身体によい成分も無くなっていくのです。
うちの製品は基本的に、そこまで精練していない絹糸で編んでいるものが多いです。
つまりときどき、桑の名残の色ムラや薄い着色があるんです。
どうぞ、ご容赦くださいませ~。
写真を数枚入れたいって、こんなことに使うつもりでは無かったのですけど……。
ま、今日はこんなところでスミマセン。
そうそう、冬支度には早いのですが、シルク&カシミヤのインナー
など、アップしました。
これはいいです!!
ま、お写真を見ていただいたらわかるかと思います。