最繁忙期を脱しました | 心に浮かんでは消え 浮かんでは消え

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ネット記事や日々の暮らしで目にしたことから


 コロナ禍で生活様式が一変しましたね。
その煽りを受けて、まぁロックダウン後の仕事の忙しかったことと言ったら。

そして最もクソ忙しかった時期を脱してひと段落したら、今度は魂が抜けたようになってしまって、完全回復するのに1ヶ月以上もかかってしまいました。
聞くところによると、バカンスは最低でも2週間は必要とのこと。
なぜなら「最初の1週めは仕事を忘れるため、2週めにようやく夏休みを満喫できるようになるから」だとか。
いやぁマジで仕事に関する夢を見なくなったのは、最繁忙期が完全に終わって2週めも後半、下手するとまもなく3週めに入るんだけど?って頃だったんで、3週間は最低必要でしょう、って感じでしたが。

 さて、そんなこんなで通常の日常を取り戻しまして、ゆったりとネットサーフィンも楽しめるようになりました。
そこで見つけたこの記事。

東洋経済オンラインより

令和でも「虚礼」をやめられない人間の悲しい性
 
 最後のページの『令和には卒業したいもの一覧』、なかなか興味深いです。

でも年越し蕎麦とお節料理は、個人の好みの問題なのでねぇ〜‥‥。
一斉に廃止したらいいとも言い切れないのでは。
特に海外に住んで5年にもなろうかというときは、積極的におせち料理を食したいと思い、料理の苦手な私が自分で作るに至りました。
そのくらいしか季節の行事をしなかった、っていうのもありますしね。
年に一度くらい、けじめをつけるのも良いもんです。

 このリストにある『英語が喋れない英語教師』、べつに文法解釈やリーディングの授業での専門教師ならいてもかまわないとは思いますね。
会話の先生なのに喋れない、ってのは大問題ですけど、文法解釈やリーディグはそもそも会話とは、学習の目指す方向や特性が違いますから。

ただ教師によっては帰国子女の英語を(その帰国子女の滞在地により)なまっているとバカにするようなのがいますから、英語だけの問題じゃなくて、そういう歪んだパワハラをする教師には、英語教師に限らず辞めてほしいですね。

 私は比較的に校則の厳しい中高一貫校の女子校で過ごしたのですが、生徒手帳に書いてある明文化した校則以外にも、お洒落ものや流行ものは一切禁止、という不文律までありました。

そんな校則下で、男性の美術教師や書道教師が、お洒落品を没収するときによく口にしていた「色気付きやがって」という言葉、本当に気持ちが悪くてイヤでしたね。
これ、今ならセクハラですし。
それから風紀担当の女性教師が、私の持っていたキティちゃんのトートバッグを没収した後に自分で使っていましたが、これ、立派な窃盗ですから。
没収品は下校時、最悪でも卒業時には持ち主に返却するのが筋でしょう。

 昔は教師の力って強かったんで、こんなのが普通にまかり通っていましたよね。
さらに聖職だと思われていましたから、子供が親に何を訴えたところで「校則違反をしたお前が悪い」で片付けられました。

ここシリコンバレーにいると何だか遠い過去の話に感じますが、今も何処かにはそんな学校や教師や親が存在しているんだろうなぁ。
だって職場の飲み会に、いまだに女性がお酌をさせられる国ですからね〜‥‥(ちょっと絶望)。

 ‥‥ということで、文化を変えるのは容易じゃない、って結論。
私だってたまたま海外で暮らすチャンスがあったから気がついたけど、国内でずっと暮らしていたら、気がつくこともなく当然だと思っていたことって、きっといっぱいあるだろうなぁ、って思いますから。