（作・演出）赤堀雅秋
（出演）光石研 麻生久美子 大森南朋 木下あかり 赤堀雅秋 田中哲司
2月21日 シアタートラム
東京千秋楽でした。
千葉にある精肉店の店主とその娘。従業員。呑み仲間。店主の妻を轢いてしまった加害者。寝たきりの父の世話をするヘルパー達の１日。
微妙な空気の中でのどうしようもない、下らない、憎々しい会話の数々。
あー、それそれ分かる。あるあるって。つい笑ってしまいます。
価値観の違い、心の闇の部分がチラホラ。
でもそこに生きていく為のヒントが少し。
「何かいいよね」劇中に出てくる言葉。私も結構使っていると思います。明確ではないけど、そう思える日常があればいい。
麻生久美子さんと田中哲司さんの関係性がホラー。
やっぱり気になる赤堀さん。しよーもない事を連発されますが、最後にドカン！と。
南朋さんと麻生さんの会話に注目。
渾名の話を得意気に話す南朋さんが愛おしい、面白い。
その時の麻生さんの絶妙の表情もお楽しみに。
あと愛想笑いと靴下。
千秋楽でしたが、特別な事はございませんでした。カテコが1回多かった位。挨拶もなし。シンプル。
でもそれが理想なのかも。何回も観劇出来る人ばかりじゃない。むしろ1回観劇のほうが多いのでは。あの日に行けば良かったと思わせない。
毎回、毎回、変わらず上質な舞台を。
理想ですけどね。私いつも千秋楽に行きたい！って叫んでますもんね(;^_^A
これから地方公演が始まります。
お時間があれば是非に。
観劇後、大森南朋さんファン友さんとおしゃべり。
楽しかった。ありがとうございました。
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